私が好きなベトナム料理ランキングベスト10！主観と好みで選びました
目次
ランキングは私の主観と好みで決めさせていただきました。ホーチミン市で普段よく食べているローカルグルメに偏りがちですが、観光客の方々にも間違いなくおすすめできる美味しいベトナム料理ばかりです。
10位チェー(Chè)
チェーは日本でいうところのぜんざいやみつ豆と言ったデザート。使われている食材は豆中心ということで、日本人の口に合う懐かしい味。小豆、緑豆、もち米、芋類、タピオカなどを甘く煮込み、シロップ、練乳、ヨーグルト、クラッシュアイスなど混ぜて食べます。画像のようなバナナを使ったもの、温かいのもあり種類も豊富。
9位ボーネー(Bò Né)
ボーネーは鉄板料理。バゲット、サラダ、コーラなどをセットで出すお店も多く、鉄板には牛肉、レバーパテ、目玉焼きが乗っており熱々。卓上のソースやチリソースで味を調整し、バゲットを千切って肉汁や卵の黄身につけて食べても美味しいです。リーズナブルなのに満足感ある料理です。
8位生春巻き(Gỏi cuốn)
週に２，３回は必ず食べるほどの好物ですが、非常に淡白な味ということ8位とさせていただきました。ライスペーパーにブンという米粉の麺、豚肉、エビ、野菜などを巻いたヘルシーな料理。ガツンとくる美味しさはありませんが、そのヘルシーさと爽やかな美味しさで定期的に食べたくなります。
7位フーティウ(Hủ Tíu)
ベトナムの麺料理といえば、フォーを思い浮かべる方々が多いと思いますが、ベトナム南部ではフーティウの方が人気あります。フォーは薄味であっさりしているのに対して、フーティウは豚骨出汁をベースに塩気や甘さがはっきりしており、日本人としてはこちらの方が好み。具はエビ、豚肉、もやしなどの野菜。麺はフォーよりもコシが強いので食べ応えあります。
6位コムタム(Cơm tấm)
ベトナム南部のローカル料理で豚肉のスペアリブと細かく砕かれたご飯の料理。日本でいうところの豚丼といった料理で、甘いタレに漬けられた豚肉を炭火で香ばしく焼いたジューシーな味わい。画像のようにお持ち帰りも可能で、観光客の方々も屋台で見つけたら食べていただきたい料理です。
5位ボーコー(Bò Kho)
ベトナム風ビーフシチュー。大きめの牛肉に、ニンジン、玉ねぎなどで煮込まれた濃厚なシチュー。バゲットと一緒に食べるのが定番で、フォーやフーティウなどのベトナム麺と組み合わせたものも人気。フランス料理では？と思われるかもしれませんが、デミグラスソースは使われておらず、ベトナムで独自に進化した味わいのビーフシチュー。パクチーなどを入れるとよりエスニックに味わえます。
4位バインセオ(bánh xèo)
ベトナム風お好み焼き、生野菜やハーブ類でバインセオを包んでヌックチャムにつけて食べます。ターメリックで黄色く色づけされたパリパリのバインセオは、見た目にもインパクトあり食欲を誘います。個人的にはベトナム中部で人気の小さなバインセオが好みで、ライスペーパーを巻くことで形も崩れにくく食べ応えも増します。
3位バインミー(bánh mì thịt)
ベトナム屋台グルメの王道。ベトナムを訪れたら必ず食べるべきバゲットサンドで、具はレバーパテ、ベトナムハム、なます、パクチーにヌックマムやチリソースで味付けしたサンドイッチ。画像のように卵焼きを入れたり、バリエーション豊富。ベトナムでは朝、昼、晩いつでも気軽に食べることができます。
2位ブンチャー(Bún Chả)
ベトナム風つけ麺。ブンは真っ白な米粉の麺で、ヌックチャムベースの甘酸っぱいスープにつけて食べます。スープの具は炭火で香ばしく焼かれた豚バラ、豚ハンバーグ、ニンジン、カブで、生野菜やハーブと一緒に食べます。画像のように本場ハノイでは揚げ春巻きも出されボリューム満点。
1位ブンダウマムトム(Bún Đậu Mắm Tôm)
１位は完全に主観で決めさせていただきました。米粉の麺であるブン、豚肉、さつま揚げのようなもの、そして揚げ豆腐がメインです。画像のように豚の腸摘めがある豪華版も人気。真ん中の器のマムトムというエビの発酵ダレが美味しさの決め手で、ライムを絞ると日本人にも食べやすい味付けになります。ボリュームの少ないベトナム料理の中ではダントツにボリュームもあり満足度抜群。
さいごに
１位のブンダウマムトムはマムトムというエビの発酵ダレが好き嫌い分かれます。マムトムが苦手な人によっては嫌いな料理でもありますが、ベトナム北部ではブンチャーと並ぶ大人気料理。
タイ料理と比べてベトナム料理はメジャーとは言えず、淡泊な味付けのフォーや生春巻ばかりが独り歩きしてインパクト低めです。今回紹介したベトナム料理は日本人の口にも合う美味しい料理なので、ベトナムを訪れた際は是非ともチェックしてください。
