飛行機比較!大型機と中型機と小型機乗るならどれが良い?
目次
総二階建ての大型機A380型機、エコノミークラスでも広々快適な一方で?
大型機・中型機・小型機の分類
主流の大型機
A380(約500席)
座席配列3-4-3
主流の中型機
A330(約300席)、B787(約300席)
座席配列3-3-3
主流の小型機
A320(約180席)、B737(約180席)
座席配列3-3
大型機は総2階建てのA380があまりにも有名、収容人数は500席前後と最大級でビジネス、ファーストクラスも超豪華仕様でエコノミークラスの空間も広々。
中型機では現在の主流はA330やB787、収容人数は300席前後で日本~東南アジア間でよく使われている機材。
そしてLCCでよく使用されるA320やB737は収容人数が180席前後と小型機に分類されています。
A380など大型機のメリットとデメリット
※画像はタイ国際航空HPより、A380型機の1階シートマップ
メリット
ビジネス、ファーストクラスを利用するなら最も豪華さを満喫できる仕様。エコノミークラスにしても総2階建てを誇る機内の広さは圧迫感無く快適です。
デメリット
収容人数が500人前後と最大級のため、乗客の乗り降りに時間がかかる傾向があります。預けた荷物が手荷物レーンから長時間出てこないことがあり、イライラさせられることも。
B787など中型機のメリットとデメリット
※画像はタイ国際航空HPより、B787型機のシートマップ
メリット
ANAの日本~東南アジア線ではボーイング社の最新鋭機B787が多く使用されています。通路幅や座席幅も充分に余裕があり快適な機内ライフを過ごせます。気圧が高くなりやすい旅客機で低圧を実現できたのも快適な理由。
デメリット
ANAのB787は座席数に対してトイレが少なめです。ウォシュレット完備で快適性が高いトイレは居心地の良さから回転率が悪く、通路で待たされがち。そして大型機同様に機内サービスが非常に時間かかることでも知られています。
A321など小型機のメリットとデメリット
※画像はベトジェットエアHPより、A321型機のシートマップ
メリット
多くのLCCで使用されているA320シリーズは収容人数が180人前後と少なめで、飛行機への乗り降りが非常にスムーズなのが唯一のメリット。
デメリット
小型機の宿命ですが座席配列が3-3、狭い通路が真ん中に1本しかなく機内サービス時にはトイレに行きにくくなります。座席も狭く長時間のフライトでは疲れが出やすいのが特徴です。
さいごに
大型機ではタイ国際航空のA380型機のエコノミークラスへ搭乗経験があります。
機内は広々と快適だった一方、預けられた手荷物も膨大でレーンから荷物がなかなか出てこず、ロストバゲージを疑ったこともあります。
実際に搭乗するとしたら、エコノミークラスでは中型機のB787型機あたりが総合的なバランスとしてはベストでしょう。
LCC向けの小型機A320シリーズはかなり窮屈ですが、低コストだと割り切って利用された方が良さそうです。