あえて遠回り?マイレージプラスの特典航空券でストップオーバー未満の乗り継ぎを楽しむ方法
目次
乗り継ぎでも時間があれば入国して観光気分♪
マイレージプラスの乗り継ぎとは?
マイレージプラスとは、アメリカの大手航空会社ユナイテッド航空のマイレージプログラム。
マイレージプラスの特典航空券で選べるルートは直行便と乗り継ぎ便。
乗り継ぎの定義は、入国の有無関係なく乗り継ぎ時間が24時間未満の場合で、24時間以上の場合はストップオーバーと定義されます。
ユネイテッド航空のストップオーバー制度は「エクスカーショニストパーク」という名称に変わっており、往復旅程で1回、片道発券ではストップオーバー不可。
そこで今回は24時間未満の短い乗り継ぎで、ストップオーバー的に楽しむ方法をご紹介します。尚、「エクスカーショニストパーク」については関連記事をご覧ください。
乗り継ぎルートのメリット
24時間未満の短い乗り継ぎでも都市によっては、グルメ、ショッピング、観光を充分に楽しむことができます。
空港から市内までのアクセスの良いコンパクト都市であれば、乗り継ぎをするメリット大。
•当日夕方着、翌日夕方発
夕方までに到着すれば、ホテルにチェックイン後、ディナーやショッピングを夜遅くまで楽しむことができます。
夕方発であれば、朝一から市内観光をして昼食をゆっくり楽しんでも夕方発の便には充分間に合います。
•空港から市内までのアクセスが良い
空港から市内までのアクセスが良ければ、ぎりぎりまで市内中心部で滞在することができます。
•宿泊費や物価が安い
乗り継ぎの場合はホテルは寝るだけと考え、なるべく宿泊費の安い国が望ましい。
お得な乗り継ぎルート
NH853 羽田13:20ー台北松山15:45
乗り継ぎ時間17時間35分
BR391 台湾桃園09:20ーホーチミン11:40
必要マイル数20,000 諸税48ドル
羽田発〜台北乗り継ぎ〜ホーチミン行きのルート。
台北市内中心部に位置する台北松山空港に夕方到着のため、ホテルにチェックイン後に深夜まで台湾名物の夜市など楽しむことができます。
欠点としては出発は午前9時20分のため、早起きして午前7時には台北駅から空港快速に乗る必要があります。※快速は約35分間で台湾桃園国際空港へアクセスできます。
NH807 成田17:35ーバンコク22:55
乗り継ぎ時間17時間40分
TG409 バンコク16:35ーシンガポール19:55
必要マイル数20,000マイル 諸税57ドル
成田発〜バンコク乗り継ぎ〜シンガポール行きのルート。
バンコク着が深夜のため当日はホテル周辺で軽食程度に済ませて早めに就寝する必要があります。
翌朝は午前中からお昼過ぎまでは観光やショッピングを楽しむ余裕があります。
いずれも弾丸旅行気味ではありますが、短い時間でも観光気分を味わうことができます。
乗り継ぎ方法をわかりやすく説明するために片道特典で検索しましたが、往復旅程では1回のストップオーバーが可能で、さらに24時間未満の乗り継ぎも組み込むことができるので、体力に自信がある方は是非ともチャレンジ!
乗り継ぎルートのデメリット
乗り継ぎルートの選択肢は、マイレージプラスの検索システムが独自で決めたルートを選択する必要があり、個人で乗り継ぎルートを細かく指定できない点。※複数のルートが表示されるので、希望のルートを選択。
そして途中降機が増えるほど、空港使用料等含め滞在費がかかります。24時間未満の滞在になるため、体力に自信のある人、旅慣れた人にこそ推奨。
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プライオリティパスが全世界の空港で提携を結ぶ空港ラウンジに無制限で入室ができるプライオリティパスは、乗り継ぎルートでより効果を発揮します。
乗り継ぎルートでは、空港ラウンジで食事や休憩をして体力を温存するのがベスト!
さいごに
アジアの乗り継ぎ都市としておすすめしたいのが、ソウル、台北、バンコク。
これらのアジアの都市はユナイテッド航空も加盟するスターアライアンス加盟航空会社の運航も多く、乗り継ぎルートの選択肢が豊富。
空港~市内までのアクセスが良いのも魅力的で、ソウルなら東大門、台北なら夜市、バンコクならスクンビット通り、カオサン通り、それぞれ深夜遅くまで街が賑やかで時間いっぱい楽しむことができます。
体力に自信のある方に限られますが、各々の需要に合った乗り継ぎルートを検索してみてください。
