ベトナム旅行

超快適?ベトナムの長距離寝台バスでバックパッカー旅へ!

超快適?ベトナムの長距離スリーピングバスでバックパッカー旅へ!

[※画像はfutabus.vnより引用] 超快適なスリーピングバスのおすすめシートは?

ベトナム国内移動の中心は長距離バス

近年LCCの需要が高まるベトナム国内の移動手段ですが、依然として庶民の移動手段は長距離バス。

人気の理由は安さ、路線の豊富さ、そして快適性、バックパッカーにとっても長距離バスは貴重な移動手段でもあります。

長距離移動となるとスリーピングバスと呼ばれる寝台バスが人気、それぞれの需要に合ったシートの選択が快適さの分かれ目に。

長距離寝台バスの快適なシートは?

人気のシート

下段が人気
上り下りが不要な下段がベストで、揺れも少なく多少はみ出しても落下の危険もなし、走行中は荷物を通路側に置くことも可能。

前方が人気
サービスエリアでの休憩時に出入りがスムーズな前方エリアが便利で景色も上々。

窓側が人気
窓からの景色を眺めるなら窓側シート、眺めを重視する人には上段も人気。

万人におすすめできるのは前方エリアの下段、小柄な人には景色の良い上段もおすすめできます。

不人気のシート

上段は上り下りが面倒
上り下りの際は足腰の踏ん張りが必要、大きなリュックを持ち込むとスペースがより狭くます。

最後尾シート
最後尾は構造上、最大5人が川の字になって横になるため潔癖症の人には不向き。

中央シートは景色なし
窓に面していないため、外の景色は楽しめませんが日焼けを気にする女性には人気があります。

身体の大きな男性には窮屈な上段は避けたいですが、人気の下段から座席が埋まる傾向があるのでご予約はお早めに。

基本サービスはバス会社や路線によって異なりますが、ミネラルウォーターや軽食、休憩時にはサービスエリアで食事が提供されることもあります。

寝台シートより普通座席の方が快適な場合も?

短時間の移動であれば睡眠の必要はなく、当日の体調次第では普通席の方が快適に感じる事も多々あります。

寝台シートでもリクライニングは可能ですが、脚を下に折り曲げることはできないので、多くの時間は横になる必要があり、無駄に寝過ぎてしまうデメリットも。

長距離寝台バスの快適な過ごし方

ベトナムの長距離バスはフリーWi-Fi完備のため、スマホやタブレットでインターネット、携帯ゲーム機で暇つぶしなど。

基本的には電源設備は搭載されていないため、大容量モバイルバッテリーを用意しておくと重宝します。

そして最大の醍醐味は身体を横にしてぐっすりと眠ること、10時間程度の移動であればあっという間に現地へ到着。

バスの中にトイレがない場合、水分の摂り過ぎに注意、どうしてもトイレへ行きたい際には運転手に直接声をかける必要があります。

長距離バスのメリット

長距離バス最大のメリットはバスのルート上ならどこでも乗り降りが可能な点。

言語力が必要ですが、バス会社と連絡を取り合い、ホテルや自宅最寄の道路上でのピックアップや運転手に告げて途中下車も可能です。

飛行機で1〜2時間の距離を9時間前後かけて移動するため、途中サービスエリアのローカルグルメやお土産の購入も楽しみの一つ。

さいごに

モバイルバッテリー

Anker PowerCore 10000(Amazon)
持ち運びに便利なコンパクトサイズ

トイレの心配はありますが、景色を眺めながらの長距離移動は楽しく、飛行機では味わえない旅の充実感を得られます。

有名旅行代理店のシンツーリストでオープンツアーバスなどを活用して、北部ハノイ〜南部ホーチミン間のベトナム縦断旅もおすすめです。