ベトナムの文化

美味しい屋台天国!ベトナムフェスティバル2020体験レポート

まるでベトナム?代々木公園のVietnam Festival2020へ潜入取材!

イベント自粛の緩和で悲願の開催!代々木公園のベトナムフェスティバル2020へ

ベトナムフェスティバル2020大会概要

大会概要

イベント名
ベトナムフェスティバル2020~ベトナム・アジアの心~

イベント開催日
2020年11月7日(土)~8日(日)
午前10時~午後19時
※雨天決行・荒天中止

2020年5月16日(土)~17日(日)開催予定だったベトナムフェスティバル2020ですが、新型コロナウイルスによるイベント自粛により無期限延期。

ようやく経済優先に舵を切った日本政府は9月中旬よりイベント自粛を一部緩和、感染対策を万全な上で11月7日~8日にベトナムフェスティバル2020の開催へこぎつけています。

ベトナムフリークが大集結?ベトフェス大会初日のレポート開始!

イベント初日7日(土)の天気は曇り、午後から雨の予報もあって初日か2日目か悩みましたが、結局サンプラザ中野くんのステージがある初日の午後に行きました。

入り口で検温と手のアルコール消毒を受けて入場すると、早速イベントブースが見えてきました。

右側にはベトナム人向けの特定技能ビザの相談窓口、Japan Job Schoolのブースなど。

左側にはベトナムカラーの情熱的な赤が印象的なスポンサーブース並びます。

ベトナム北部の民族衣装・雑貨などを販売するブース、現在ベトナムへの観光目的での入国はできないので貴重です。

イベントステージが見えてきました、午前中から入場してもベトナム関連のステージが目白押しなのでゆっくり楽しめそうです。

大会の冠スポンサーであるベトナム航空のブース、非常に厳しい経営状態が伝えられていますが国営企業としての意地とプライドを感じます。

ベトナム航空の機材模型、非売品のベトナム航空製のウェットティッシュをいただきました。

間もなくフードエリアへ。会場には所々にアオザイを着た美女も見かけます。

ベトフェスオフィシャルバーのブース、アオザイ美女がベトナム産のビールを販売していました。

ベトナムで不動の人気を誇るHaoHaoなどのインスタント麺を製造するエースコックのブース。購入特典としてもれなくこぶたグッズが貰えます。

低カロリーで日本人女性の心を掴んで離さないフォーを紹介する展示コーナー。

ホーチミンシティ中心部やハノイの旧市街くらいでしか見かけなくなったレトロなシクロ、記念撮影をすることができます。

ベトナム料理を販売する巨大なキッチンカーの屋台が見えてきました。他のエリアよりは人々が密集してないので安心です。

バインセオ、バインミー、フォー、揚げ春巻き、ベトナムでも人気なタピオカミルクティーなど品ぞろえ豊富です。

トルコ料理を売るキッチンカー、ベトナム料理が無双するなか、ケバブやトルコアイスを求める行列ができていました。

最大の盛り上がりを見せるメインのフードエリア、ブースを運営するのは首都圏のベトナム料理店がメインなので味は保証付き。

バインミーXIN CAM ONの屋台ブース、バインミーとソフトドリンクのセットが800円とお得です。

本格ベトナム料理マイヒエンの屋台ブース、日本人の口にも合うブンチャーハノイが人気のようでした。

ベトナム料理DANRANの屋台ブース、大人気のバインミー1本で勝負。

下北沢のバインミーバーバーもバインミーがメイン、やはり気軽に食べることができるバインミーの人気は絶大。

どの屋台も終始行列が途切れることがなく根気よく並ぶ覚悟が必要です。左側の中華料理のブースだけはガラガラ。

比較的空いているVietnamese Cuisineのブース、ベトナム中部名物のブンボーフエならここがおススメ。

駐日ベトナム大使館が運営する屋台ブース、フォー(鶏肉/牛肉)、バインクオン、揚げ春巻きが500円均一、ベトナムコーヒーは200円とリーズナブル。

屋台エリアの真ん中には立食形式のテント、常に混雑していたので先に場所取りが必須です。

ベトナム食品などを取り扱う物産店エリア、どの商品も実店舗よりも割引価格で販売されていました。

現地スーパーではお馴染みのカレー粉、果物につけると味が引き立つ唐辛子塩、各種調味料もお手頃価格。

日本では中々手に入らないベトナム産の珍味、マムトム、ライム胡椒など品ぞろえ抜群。

チェーの缶詰、ココナッツジュース、トウモロコシジュース、マンゴージュースなど。

こちらのブースは在庫一掃セールのような激安価格でお菓子が販売されていました。手前のカンボジアクッキーが100円、ココナッツキャンディー200円など。

正面に見えるベトナム産ココナッツクッキーは200円、左側に見える赤い箱のベトナム伝統のお菓子は300円。

そろそろサンプラザ中野くんのステージが始まりそうなので、イベントステージへ。

数分後にはサンプラザ中野くんとパッパラー河合さんによるミニステージが始まりました。

名曲「ランナー」はサビがベトナム語で歌われるなど計4曲を披露し会場は最大の盛り上がりへ。

初日は午前11時~、2日目は午前10時から夕方までイベントステージがびっしり詰まっています。

夕方になって雨が降ってきたので一旦会場外へ。全体の2〜3割はベトナム人で久しぶりに生のベトナム語が聞けて嬉しかったです。

小雨が降るなか、会場の外ではベトナムで人気のゲームコーナーも開催。スイカ割りのように周りが指示してボールを叩くゲーム。成功すれば景品が貰えますが、アオザイ美女は見事にヒット。

代々木公園では久しぶりの国際イベントにつき、ベトナムフェスティバルを目指す人々は後を絶たず。

会場の全景、雨のため一時的に行列が緩和されていますが、バインミー激戦エリアは微動だにせず。

売れ残り品の値下げは?ベトフェス夜のレポート開始!

まだまだ夕方5時過ぎですが、この時期は日が落ちるのが早いです。昼間とは雰囲気がガラッと変わった夜の会場をレポートさせていただきます。

薄暗くなりだいぶ人の数が少なくなってきました。シクロの撮影コーナーも今なら独り占めできそうです。

ベトナム料理のフードエリアは相変わらずの賑わい、中央のテントは夜でも明るいので安心です。

ベトナムフリークが集まるイベントのため、テント内ではベトナムの話題に花を咲かせる人たちが多かったです。

真っ暗になってもご覧の行列ですが、皆さんマスクをきっちりしてるので感染対策はバッチリ。

売れ残り品のディスカウントを期待して一周してみましたが、残念ながら(?)売れ行きは上々らしく売り切れで早々に店じまいするブースまでありました。

夜のイベント会場全景、初日はこの時間でも気温が20度近くあって、まるで冬のハノイのような快適なイベント日和でした。

イベントは夜7時まで開催していますが、日も暮れてきたので後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。

帰宅後、本日の戦利品であるベトナム産ココナッツクッキー(税込200円)を開封しました。

中身は31個入り、口の中でココナッツの香りが広がって美味しかったです。ベトナムコーヒーと合いそうです。

ベトナムのイベントながらお隣りカンボジアのクッキー、税込100円と安かったのでお試しに購入。

中身は20個入りでこちらの方がココナッツの粒々がぎっしりと詰まってます。どちらかといえばベトナム産のココナッツクッキーの方がおススメ。

さいごに

数年ぶりの参加となった代々木公園のベトナムフェスティバル、3月下旬の入国制限以降ベトナムには長期に渡って渡航不能な情勢が続いています。

個人的にも6月上旬の一時帰国以来、強烈なベトナムロスに陥っていたので例年と比べて特別な思いでイベントに参加しました。

一部在留ベトナム人の犯罪が度々報道されるなど、どちらかといえば暗いニュースが続いていますが、会場では本来素朴で明るいベトナムの若者たちに出会えて嬉しかったです。