ベトナムビザ

30日ルール廃止へ!ベトナムのノービザ制度で規制緩和の動きあり

30日ルール撤廃へ!ベトナムのノービザ制度でビザランが復活へ

バックパッカーに朗報!ノービアで頻繁にベトナムの往来が可能に?

7月追記:2020年7月より撤廃予定だった30日ルールですが、コロナ禍によって現在ノービザ制度が停止中!再開され次第、新ルールが適用される見込みです。

2020年7月より30日ルールが廃止へ!

2019年現在、ベトナム政府が日本人観光客に免除するノービザ制度には30日ルールがあります。

ベトナムにノービザで入国し、その後第3国へ出国後に再びノービザで入国が許可されるには30日間の期間が必要です。

29日以内に再びベトナムへ入国する必要がある場合は事前に観光ビザを取得するか、eビザを取得する必要があります。

現地時間10月29日,ハノイの国会で30日ルール改正案が合意へ。一部議員からは治安の悪化を招くとの声が上がったものの、経済的にはプラスに働くとの意見で一致し、2020年7月1日より30日ルールが撤廃されることが決定しています。

30日ルール廃止によるメリットは?

観光産業や社会の活性化

外国人観光客が30日以内に再びベトナムへ訪れることが可能となるため、観光産業や飲食産業などの社会全体の活性化に期待。

乗り継ぎ便で往復共に入国可

ベトナム経由の乗り継ぎ便は30日ルールの関係で、現在入国できるのは往路か復路1回のみ。30日ルール廃止で往復共に入国可能へ。

ビザランが可能に

ノービザでの滞在可能日数は最大15日間、周辺国へ出国後に再びベトナムへ入国すれば15日間延長する形へ。

日帰りでの中国国境超えが可能に

現在、中国へはベトナム同様に15日間のビザなし入国が可能です。

ベトナム北部のラオカイ市など陸路で中国国境の往来が可能ですが、30日ルールの障壁で中国への日帰りは事実上不可。

30日ルール廃止後は中国側へ日帰り観光も可能になります。同じくベトナムと国境を接するカンボジア入国には観光ビザが必要です。

カンボジアのバベット国境では3年間有効のマルチビザ(1回の滞在30日迄)が80USDで取得可能、これらを活用すればビザランも視野に入ります。

ロングステイには最大90日間のアライバルビザがベスト

30日ルールが廃止となった場合、長期滞在予定の旅行者にはノービザ制度を利用したビザランも視野に入りますが、ビザランの手間を考えると最大90日間滞在可能なアライバルビザがおすすめ。

オンライン上で招聘状を取得する必要がありますが、空路の入国に限りアライバルビザの取得が可能です。

取得可能な国内4空港
①ノイバイ国際空港(ハノイ)
②ダナン国際空港(ダナン)
③カムラン国際空港(ニャチャン)
④タンソンニャット国際空港(ホーチミン)

アライバルビザで取得可
観光30日間(シングル、マルチ)
観光90日間(シングル、マルチ)

90日間は何度でも出入国可能なマルチタイプでも招聘状と合わせて70ドル程度で取得可能です。

さいごに

30日ルールの廃止は日本発のベトナム便でチェックイン手続きのスピーディ化も期待されます。

日本の空港に限らず、チェックインカウンターでは30日ルールの抵触しないかパスポートの入国履歴を入念にチェックされます。

地上係員の専門知識にも幅があるため、長時間待たされてしまうこともありますが、新ルール適用後はスピーディなチェックイン手続きが可能になるでしょう。