入国後の隔離が14日間→6日間へ!2020年秋最新のベトナム入国状況まとめ
目次
入国後の隔離ホテルにも指定されているイビスサイゴンエアポート
10/12追記分:ベトナム南部では一部対象者が7日目よりブンタウの自宅隔離に移行したことが確認されています。
ビジネス渡航の入国がよりスムーズに!
入国可能な者
ビジネス渡航者及び家族
入国までの流れ
◇ベトナム政府の入国許可
◇72時間以内のPCR検査+英文証明書
◇特別便及びチャーター便に搭乗
◇入国後複数回のPCR検査
◇空港〜隔離ホテルにはハイヤー移動
◇14日間ホテル隔離(事前予約が必要)
9月より駐在員本人だけでなく家族もベトナム入国が可能となっており、ANAとJALがハノイとホーチミンシティに特別便を運航してビジネス渡航が順調に進んでいます。
既に入国隔離の短縮は一部開始されていますが、出国前の手続き時点で14日間ホテルの手配が必要とされた場合は途中で短縮されることはないと考えて良さそうです。
入国後の隔離が14日間→6日間に短縮へ
実施時期
近々隔離の短縮が実施される予定
※短縮の条件に当てはまる者のみ
短縮日数
14日間→6日間
隔離の内訳
強制隔離6日間+自主隔離8日間
残念ながら14日間の隔離は不変。入国後の強制隔離が6日間に退縮されるもので自宅へ移動後に引き続き8日間の自主隔離が必要です。
ご家族との同居は可能ながら自主隔離中も通勤はもちろんのこと不要不急の外出も自粛が必要です。
今後2週間未満の短期出張者に限って6日間の強制隔離終了後に感染対策を徹底した上で商業活動が一部認められる見込み。
ベトナム入国に必要な費用の内訳
PCR検査及び英文陰性証明書
40,000円前後
特別便
120,000円前後
空港からホテルまでのハイヤー
15,000円以上
※(例)空港〜イビスサイゴンエアポート
14日間のホテル隔離
130,000円前後
入国後PCR検査(4回)
14,000円前後
総合計
30万円以上
※手続き代行のエージェントを利用した場合+10万円前後必要
入国前にPCR検査を受ける医療機関、空港からホテルまでのハイヤー、隔離されるホテルによって料金は前後しますが、現在ベトナム入国に必要な費用は最低30万円以上。
隔離の短縮が正式に実施されれば強制隔離が6日間に短縮されるため、ホテルの宿泊費用に関しては節約できそうです。
宿泊費用には1日3食の食事代込みで有料でルームサービスを受けることができますが、出国前にお菓子など買い込んでおくと重宝します。
コロナ対策の観点からデリバリーや差し入れについてはホテル毎に対応が異なり、禁止とするホテルもあるので事前に確認が必要です。
ベトナム在住者の一時帰国は引き続き絶望的?
ベトナム在住者は3月下旬頃より続く入国制限によって、約半年以上一時帰国が絶望的な状況が続いています。
依然として日本入国後は14日間の自主隔離が要請されているのと、ベトナム入国には最低でも総額30万円以上の費用が必要で全額自己負担となれば大変高額な費用。
今後医療機関の増加でPCR検査費用が安くなる見込みで、9月7日には株式会社アルムが業界最安値となる9,000円(税別)のPCR検査プランを開始。
英文の陰性証明書発行が5,000円(税別)、合わせて14,000円(税別)でサービスを受けることが可能になっています。
航空各社が日本発を定期運航便を再開すれば公式サイト上で往復チケットとして販売されるため、チケット価格も落ち着くことが濃厚です。
2021年度のベトナム旧正月元旦は2月12日、ベトナムに拠点を置く企業も10日間前後はテト休暇に入るため、その頃迄には入国緩和が進んで一時帰国の実現を願う在住者が大半でしょう。
さいごに
9月に入り駐在家族のベトナム入国や隔離短縮が正式発表されるなど入国状況が一気に緩和へ。
10月に入って日越を結ぶ航空各社は日本発の運航を11月末まで運休を決定。ここにきてベトナムへの入国状況が少々停滞気味なのが気になるところ。
このままビジネス渡航が滞りなく進めば、いよいよ経済対策として外国人観光客の入国解禁も期待できますが、年内はほぼ絶望的と見て間違いなさそうです。