ベトナム入国制限

隔離が続くホーチミン市内!不要不急のサービスや飲食店が営業制限へ

外出禁止令はある?ホーチミン市内の30人規模の飲食店・ジム・スパなど営業停止へ

活気を失ったグエンフエ通りから見上げるビテクスコフィナンシャルタワー

3/31速報:4月1日〜15日まで首相指令16号により全国隔離措置。詳細は追記へ

30人規模の飲食店など営業停止へ

ホーチミン市人民委員会は3月24日18時〜3月31日まで市内で30人規模の飲食店・ジム・スパ・ビリヤード場などの営業停止を決定。

レタントン通りの路地でひっそり営業を続けた飲食店では、抜き打ちで訪れた警察官によって営業を停止するよう注意されたとする報告も上がっています。

テイクアウトやデリバリーは許可されており、営業停止が解除されるまで急遽デリバリーサービスを解禁する飲食店も増加。

今後バンコクのような店内で完全に飲食が禁止されることがあれば、自炊が困難な外国人観光客はテイクアウトやデリバリーでの味気ない飲食が余儀なくされます。

制限緩和の兆し?
市内のカフェではテーブルや椅子を間引くなど即興で定員30人未満規模に縮小して営業する店舗もポツポツと見受けられます。

最新の情報では政府は新たに30人以上を一度に入店させなければ営業を許可すると正式に通達も出されており、緩和の兆しも見せています。

首都ハノイは更に厳格化へ
一方でハノイは首都として更に厳しい方針が科される見込みで、3月7日以降に入国した者を遡り、民家やホテルなどを尋ねローラー作戦で随時隔離措置をする方針。

最新の情報では4月5日までは市民は外出を控えるよう要請され、日常生活に必要不可欠なサービス業以外は営業停止、通常比2割程度の公共交通機関の稼働率に制限される見込みです。

外出禁止令はある?市内のスーパーやコンビニは在庫拡充へ

在宅での飲食需要の広がりを受けて、政府はスーパーやコンビニに向けて在庫を確保するよう要請。

ハノイ市内のスーパーでは通常比3倍以上を備蓄し食品類の充分ぶりをアピール。ホーチミン市内のコンビニでもイートインスペースを閉鎖して、食料品などの備蓄スペースとして活用する動きも伝えられています。

万が一の外出禁止令などあっても、充分に在庫は確保されているため買い占め行動などせぬよう呼びかけられていますが、ベトナム国内では予期せぬ隔離に備えてある程度は備蓄しておく必要があります。

市内の高級マンションで日本人の隔離が続出へ

欧州各国から帰国したベトナム人や欧米人を中心に連日の数十人のペースで感染者が増えており、26日午前時点の感染者数は148人。

感染者数だけをみると、日本や隣国のマレーシアやタイと比べると少ないですがベトナム政府はウイルス阻止に強固な姿勢を示しています。

ホーチミン市では濃厚接触者が居住するマンション一棟丸々隔離されるケースも増えており、感染の疑いがある者の陰性が確認されるまでは少なくとも48時間外出が禁止へ。

隔離を受けた各家庭には牛乳やインスタントラーメンなど最低限の食料品が配給されていますが、お菓子など多めに備蓄しておくと隔離生活にゆとりが持てます。

デリバリーも可能ですが、隔離されたマンション住民との現金受け渡しが拒否されたとの報告もあるため、注文の際に可能ならクレジットカード決済するのがベストでしょう。

ホーチミン市内の隔離施設の様子が明らかに

現在ベトナムは空路による入国者が14日間の隔離措置を受けており、隔離施設の飽和状態が伝えられています。

隔離施設として主に使用されるのが病院、大学、軍施設の宿舎。空調設備やWi-Fiもなく集団生活のため快適とはいえない環境ですが、食事の配給は充分で差し入れの受け取りも可能。

希望者には有料でリゾートホテルなどの宿泊施設で隔離を受けることも可能で、ホテルの規模にもよりますが、14日間で6万円前後が多いようです。

ホーチミン市内近郊のリゾート地カンザーでは、私も宿泊経験のある3つ星ホテルのカンザーリゾートでは現在も約30名が有料の隔離措置を受けています。

相次ぐ日本便運休により出国ラッシュへ

既にベトナム航空とベトジェットエアは日本線を長期運休中。

日系航空会社も3月下旬より随時減便を決定しており価格が急騰中、仮に今後ホーチミン市ロックアウトなど発生すれば空港機能喪失の不安も出てきます。

帰国不能に陥る可能性を考慮して、現在出国ラッシュが続いており、駆け込みでホーチミンを後にした様子が連日報告されています。

万が一、外国人観光客が帰国手段を失った場合にはベトナム国内でビザの延長手続きや、罰金覚悟でオーバーステイを選ぶ者も続出することでしょう。

さいごに

現在ホーチミン市内に住む全ての人々を悩ませているのが隔離の恐怖。

感染者のほとんどがベトナム人富裕層や欧米諸国の外国人或いは濃厚接触者。規模の大きな高級マンションほど隔離されるリスクが上昇します。

既に隔離の不安から駐在員家族などは日本へと帰国するケースも増えており、ホーチミン市では今まさに緊張感のピークを迎えています。

4/1追記:4月1日〜15日までベトナムは全国隔離措置へ

日々刻々と変化するベトナムの行動制限ですが、最大級の制限となる首相指令16号が通達されています。

制限内容として、ホーチミン市では庶民の足である市内路線バスの運行が全停止され人々の移動が制限へ。

タクシーの営業も完全に停止されているため、空港への移動手段もなく帰国を急ぐ外国人を悩ませています。

食料品の購入など日常生活に必要不可欠な理由による外出は可能で、それに伴う労働も許可されています。一般企業では現在のところ代表者の判断に委ねられています。

基本的にはリモートワークが強く推奨されており、職場、学校、病院、外など公共の場では3名以上が集まることも禁止で、人と人との距離は2メートル以上が必要です。

全国隔離初日のホーチミン市では、外出禁止令というより外出自粛的な印象が強く、ここ数日と比べて大きな変化はなく非常に落ち着いています。

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