ぼったくりの聖地?ホーチミン市のぼったくりの実態とは?
目次
ぼったくりの聖地とも呼ばれるベンタイン市場、スリにも注意!
時価に注意?ホーチミン市でぼったくり被害続出
ベトナムでは様々なぼったくりがありますが、今回は食事や買い物についてのぼったくりの特徴をご紹介します。
ベトナムでは現地の言葉を話せない外国人ほどぼったくり被害に遭うリスクが上がります。スーパーやコンビニ以外では値札がない店も多く、時価や仕入れ値で店主が自由に価格を決めています。
現地人は大体の相場を理解しているので、ぼったくり被害に遭う確率は低めですが、相場を理解していない外国人観光客は相場以上の料金をふっかけられてしまうことが多いです。
果物売り場の計りには注意!
常夏のホーチミン市は年中温暖な気候のため一年を通して美味しい果物を食べることができます。
市場や行商から新鮮な果物をグラム単位で購入することができますが、この計りに細工が施されていることが多いです。しっかり1kgと確認したにも関わらず、帰宅後に測ってみると700g~800gだったりすることがよくあります。
現地の人でもしょっちゅう騙されているので外国人観光客は特に注意したいところで、少々割高ですがスーパーで購入するのも安心です。
実際に私が経験したぼったくり
ホーチミン市からほど近いカンザーというビーチリゾートに滞在したときの出来事。
メジャーなブンタウと比べると、小さな漁村とも言えるリゾートで、3つ星リゾートホテルと数件のミニホテルがある程度の現地人に人気の素朴なリゾート。
新鮮な海鮮類が揃う海鮮市場で海鮮料理を味わうのが最大の醍醐味です。夕飯時、海鮮市場前にオープンした海鮮屋台でぼったくり被害に遭いました。
メニュー上部に書かれた店員おすすめの海鮮鍋20万ドン(約1000円)を注文、相場よりかなり高かったため、さぞかし豪華な海鮮鍋だろうと期待しました。
実際出てきた海鮮鍋にはブン(麺)、小エビが4匹、小さなイカ1匹、魚の切り身、野菜は空芯菜のみと海鮮市場を目の前にして余りにも寂しいラインナップ。
この程度の海鮮鍋ならホーチミン市内でも12万ドン(約600円)相当の内容。さらに驚いたのが本来無料で付いてくるはずのブン(麺)に1万ドン(約50円)加算されていたことも今思うと腹立たしい限りです。
普段はぼったくりを警戒して時価の海鮮レストランは滅多に利用しませんが、素朴な雰囲気に騙されて完全に油断していました。
ぼったくりの聖地ベンタイン市場
ベンタイン市場とはホーチミン市内中心部に位置する巨大総合市場で、食品、果物、飲食屋台、服飾、雑貨と何でも揃っており、ホーチミン市を訪れる外国人観光客で連日賑わっています。
飲食屋台以外はほとんど店主の言い値価格になっており、相場がわからない外国人にとっては難易度の高いショッピングスポットです。
相場の10倍以上の料金をふっかけてくることは当たり前で、観光客が頑張って値切ったとしても相場よりずっと高く買わされることが多いです。
市場内にはこれといった掘り出し物はなく、偽ブランド品など、品質も怪しいものばかりなので見学だけにしておいた方が良いでしょう。
おすすめの買い物スポット
ホーチミン市内中心部ではショッピングモールの地下などにあるスーパーがおすすめです。スーパーよりは割高ですが、ファミマなどのコンビニも観光客にとっては安心して買い物ができます。
市内中心部で最もおすすめしたいのが、ドンコイ通り、グエンフエ通りにも入り口があるラッキープラザ内にあるスーパーマーケット。
外国人観光客のお土産として最適なお土産用のお菓子類、人気の食品、調味料、ベトナム雑貨に至るまで非常に充実しています。
さいごに
ぼったくりには非常に警戒したいホーチミン市内観光ですが、屋台などローカルグルメを体験しないのは勿体ないです。
ある程度の料金相場を頭に入れて、ベトナムでしか食べられない美味しいローカルグルメを是非とも堪能してみてください。