ホーチミンシティ

フーミーフン?ホーチミン市7区は日本人にも人気のエリア

PhuMyHung?ベトナムのホーチミン市7区は日本人にとって魅力的な環境

ローカルとフーミーフンとの境目にあるタンミー市場は庶民そして富裕層の台所

ホーチミン市7区とは?

ベトナム ホーチミン市中心部の1区から約5km、車で約20分〜30分の距離に位置する人気のベッドタウン。

ベトナム人が多く住むローカルエリアと、通称フーミーフン(PhuMyHung)と呼ばれる高級住宅地が混在するエリア。

近年ホーチミン市では欧米人を中心として2区に人気を奪われがちですが、1区までそこそこ近く、ホーチミン市で唯一の日本人学校もあることから家族連れの日本人も多く生活しています。

ローカルと富裕層が混在

ローカルエリアは主にサイゴン川寄りのHuỳnh Tấn Phát通り、そしてNguyễn Thị Thập通り。

外国人やベトナム人富裕層に人気のエリアが通称フーミーフン(PhuMyHung)で、Nguyễn Văn Linh通りのショッピングモールが建ち並ぶエリア周辺が高級住宅街。

ローカルエリアとフーミーフンとの境目にあるタンミー市場(Chợ Tân Mỹ)もローカル客から富裕層にまで大人気。

7区はショッピングモールが多い

7区のショッピングモール

Lotte Mart(ロッテマート)

韓国系のショッピング施設で、韓国食材が充実したスーパーマーケットは新鮮な海鮮類、お惣菜、パンに至るまでどれも美味しいと評判。施設内にはカフェ、ファストフード店、フードコート、映画館まであります。

Crescent Mall(クレセントモール)

広大な敷地内に建つ大型ショッピングモール、モール前には大きな湖を取り囲む公園があり、遊歩道沿いにも高級レストランも建ち並び、夜はライトアップされるスターライトブリッジは大人気スポット。

モール内は世界的なアパレルブランド店から、タイ資本の百貨店ROBINS、レストラン、フードコート、映画館に至るまで充実。地下には外資系スーパーマーケットのAuchanも営業。

Vivo City(ビボシティ)

7区の大型マンション スカイガーデン近くに建てられており、韓国人街も近いことから、韓国人に人気のショッピングモール。

施設内には大型スーパーマーケットのCoop Express、カフェ、レストラン、ゲームセンター、映画館まで充実。屋上には小さな子供向けの水遊び施設もあります。

7区のショッピングモールでは特にクレセントモールが広大で、モール内だけでなく湖周辺の公園には綺麗に整備された芝生もありリラックスすることができます。

ホーチミン市日本人学校

7区にはホーチミン市日本人学校を始めとして、台湾人学校、韓国人学校などの各国の学校が集まっており、日本人を含め家族を帯同している外国人駐在員が多く住んでいます。

1区のマンションからも送迎バスで通学することができますが、子供達や家族が暮らす環境としては1区よりも広大な7区の方が環境としてはベスト。

Tan Thuan工業団地もあり、工業団地で働く方々にも1区よりも7区の方が好都合。

日本食の第1号店は7区が多い?

主な第1号出店

すき家
現在ホーチミン市でチェーン展開する日本資本のすき家も、第1号店は2016年7月のクレセントモール店。

鮨浦江亭
鮨浦江亭も第1号店は2015年末に7区のクレセントモールにオープンしており、現在ではホーチミン市内に4店舗を展開中。

安楽亭
日本資本の焼肉レストラン安楽亭も第1号店は2017年1月にビボシティ近くの交差点に建てられています。紆余曲折の末、現在は1区に移転して営業が続けられています。

一風堂
ニューヨーク店を始め世界展開する一風堂のベトナム進出第1号店も2019年3月に7区のクレセントモール近くにベトナム第1号店を出店。

このように7区は日本人居住者も多いため、日系飲食店も1区を差し置いて多く出店されています。

さいごに

7区は開発される前は巨大な湿地帯だったこともあり、現在でもローカルエリアを中心として高潮による冠水、大雨による冠水が起きやすいエリア。

高級住宅街には防犯カメラの設置も多く、私服警察官も多く巡回しており治安のいい反面、ローカルエリアは貧困層も多く、引ったくりなどの軽犯罪にも注意したいエリアでもあります。

短期の観光客がわざわざ7区にまで足を延ばす必要性がないエリアではありますが、ベトナムの喧噪から離れたのんびりとした雰囲気を味わいたい方々には広大なクレセントモールをおすすめします。

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