機内で爆発してエアアジア緊急着陸?モバイルバッテリーの機内持ち込みルールまとめ
目次
クアラルンプール発のエアアジア機でモバイルバッテリーが爆発!?
モバイルバッテリー爆発でエアアジア機がホーチミン市へ緊急着陸!
12月25日(水)午後17時過ぎにクアラルンプールを離陸した香港行きAK130便の機内で中国国籍の乗客が使用したモバイルバッテリーが爆発。
ベトナム ホーチミン市タンソンニャット国際空港に緊急着陸。左手足など全身の12%に火傷を負った中国国籍の乗客はホーチミン市5区の国立チョーライ病院へと搬送されています。
尚、手当てを受けた中国国籍の乗客は本国で治療を受けるとして退院。緊急着陸した同便は翌朝午前10時02分にタンソンニャット国際空港から再出発しています。
モバイルバッテリーの持ち込みルールとは?
機内持ち込み限定
受託手荷物として預けることは禁止で機内限定で持ち込むことができます。万が一発火しても機内の方が迅速に発見→消火できるのが理由です。
受託手荷物に入れてしまったら?
X線などの荷物検査でモバイルバッテリーが発見された場合は鍵が開けられ没収されてしまいます。
モバイルバッテリーは機内持ち込み限定で許可されており、安全のためにも絶対に受託手荷物に入れたままにしないようにしたいです。
尚、全てのモバイルバッテリーが機内へと持ち込みできるわけではなく個数と容量で厳しく制限されています。
機内に持ち込み可能なモバイルバッテリーの個数と容量
100Wh以下
100Wh以下は現在のところ多くの航空会社では個数に制限なく持ち込み可能です。※例外としてエアアジア(2個迄)、スカイマーク(2個迄)など
100Wh〜160Wh以下
100Wh以上は2個迄とする航空会社が多いですが、ご利用の航空会社でルールをご確認ください。最も厳しいのが中国発の便で100Wh以上は持ち込みが原則禁止。
160Wh以上
全ての航空会社で持ち込みが禁止されています。
おすすめは100Wh以下、国内線/国際線問わず全ての航空会社で機内へと持ち込むことができます。100Wh以上は中国発では原則不可、多くの航空会社では最大2個までがルール。
さいごに
長時間のフライトでもスマートフォンへの充電であれば100Wh以下でも充分対応できる容量です。
中国国内への観光を想定すると100Wh以下がベストで1つで心配なら2つ用意すれば充分でしょう。フルキャリアの最新機材では充電用のUSBポートの備え付けも増えています。
モバイルバッテリーで注意したいのは無名メーカーの大容量バッテリー。粗悪な中国産など爆発や発火のリスクもあるため、くれぐれも有名メーカーの製品をご利用ください。