NG行動は?客室乗務員に好かれる乗客と嫌われる乗客
LCCの普及で過度なサービスを期待しない時代へ?
客室乗務員とは?
英語ではCabin Attendant(キャビン アテンダント)と呼ばれ、頭文字を取ってCAとも呼ばれます。
航空機の運航中に客室内の接客サービスをメインとして、緊急時には乗客の避難誘導や機内の保安業務も客室乗務員の重要な任務。
航空機の安全な運航への妨げとなる乗客のNG行動、そして客室乗務員に好かれる乗客、嫌われる乗客をご紹介します。
CAから好かれる乗客と嫌われる乗客
•むやみに呼び出しボタンを押さない
手間がかからないという意味では静かに睡眠する乗客も好まれます。
•飲み物のリクエストは明確に
コーヒーを注文するにしても、乗客側からミルクと砂糖の有無を伝えるとCAから尋ねる手間が省くことができます。ジュースに氷が必要な場合も遠慮なくリクエストすること。
•フレンドリーな乗客
飛行機の乗り降りの際にはCAからの挨拶に応じるフレンドリーに接する乗客が好まれます。
•小さな子連れの乗客
タブーでもありますが、意外にも嫌われてしまう乗客のトップに挙げられるのは小さな子供を連れた乗客。基本的には親が責任持って静かにさせる努力をすることが重要です。
•ボールペンなどを借りて返さない乗客
入国書類等を記入する際に、当然のようにボールペンを借りようとする乗客もいますが、CAの個人的な私物である場合もあるので必ず返却するようにしたいです。
•目を合わせない、挨拶をしない
CAも1人の人間なので飛行機の乗り降りで挨拶をしない、目も合わせない乗客は嫌われがち。
業務の妨げとなる行動やNG行動
•機内持ち込み荷物の持ち上げや取り出しにCAに頼むのはNG
あくまでCAは接客サービスと保安業務がメインで、荷物の上げ下ろしは業務範囲外。
•話しかけ過ぎない
フレンドリーな乗客は好まれますが、必要以上に長時間会話に拘束するのは業務の妨げになります。
•呼び止めに触らない
CAを呼び止めるのに、肩や身体をタッチして呼び止めるのはNG。
•機内スペースでヨガ等をしない
機内の空いたスペースはCAの作業スペースや休憩スペースであり、長時間のヨガなどはNG。
嫌われる客室乗務員の行動
・リクエストを「忘れる、遅い、間違える」
逆に乗客から嫌われてしまう客室乗務員の行動は、リクエストに対するものが大半を占めます。
ヒューマンエラーは人間であれば必ず起こすもので、乗客としてはクレーマーにならないためにも、その場でリクエストを再度要求して訂正することも必要です。
そしてLCCにおいては過度なサービスを期待をしないのが懸命でしょう。
さいごに
客室乗務員に対してひとりの人間として接する思えば、自然と失礼な行動やNG行動を防ぐことができると思います。
日本人的なお客様は神様という考えは、時として過剰なサービス要求となり得るのでクレーマーにならないよう注意が必要です。
航空会社によって客室乗務員の対応は様々、きめ細やかなおもてなしサービスを受けたい場合は日系航空会社の選択がベスト。
