タイ国際航空は罰金へ!格安航空券で復路放棄?ノーショーのペナルティについて
目次
タイ国際航空では罰金1万円!ノーショーはペナルティーあり?
格安航空券の復路放棄
正規割引運賃はFIX/PEX航空券とも呼ばれ、格安ながら利用期間が限定されており往復発券が原則。
航空会社毎にルールは異なりますが、基本的に日程変更は不可、例えば10日間、20日間、30日間と期間が長くなるにつれ料金が高くなります。
最も自由度の高いチケットが1年OPEN、往路の搭乗から1年間は復路の日程を何度でも変更可、そして片道発券も可能ですが共に非常に高額なことで知られています。
航空会社の大きな悩みとなるのが、故意不故意に関わらずの「復路放棄」で、ノーショー(No Show)と呼ばれています。
ペナルティあり?復路放棄が発生する理由
復路放棄を前提に
1年OPENや片道発券は非常に高額なため、格安で購入できるFIX/PEX運賃で往路のみ搭乗し、確信犯的に復路を放棄。
急な予定変更により
滞在中、何らかの理由で緊急帰国、或いは滞在を延ばす際に仕方なく復路を放棄。
朝寝坊、交通機関の乱れにより
早朝便でありがちな朝寝坊、交通機関の乱れによって空港への到着が遅れ、泣く泣く復路を放棄。
故意や不故意に関わらず、重要なのが航空会社への事前連絡。
航空会社として頭が痛いのは復路放棄による損害、連絡無しのノーショーによって航空券の販売機会損失にも繋がります。
航空会社は悪質な復路放棄を行なった利用者に対するブラックリスト入りや、無連絡のノーショーに罰金を課すことがあります。
ノーショー回避にはLCCがベスト
ノーショー回避には格安航空会社(LCC)の選択がベスト、LCCは片道でも往復でも料金に一切変動がない利点があります。
帰りの予定が不透明な場合、先に片道航空券を手配し、現地に到着してからゆっくり帰りのチケットを購入することもできます。
仮に帰りの予定が狂ったとしてもノーショーを選択する必要がなく、手数料や差額の支払いで日程変更も可能です。
タイ国際航空がノーショーで罰金へ
No Show Fee開始日
2019年11月5日以降に発券された正規割引運賃
罰金の金額
大人10,000円
小人 7,500円
幼児 5,000円
タイ国際航空は連絡無しのノーショーに対するノーショーフィーの導入を発表しています。
対象となるのは11月5日以降に発券された日本発の正規割引運賃で、往路や復路に関わらず、事前連絡がないノーショーには最大1万円の罰金が科されます。
タイ国際航空のホームページによりますと、遅くとも搭乗予定日の1営業日前にはタイ国際航空のコールセンター或いは代理店へ連絡となっています。
さいごに
航空会社としては頭の痛い復路放棄やノーショー、航空会社はノーショーを見越して実際より多めにチケットを販売しています。
満席でノーショーが発生しなかった場合、オーバーブッキングが発生します。その場合は上級会員がビジネスクラスへとアップグレードされるため上級会員にとっては棚からぼたもち。
上級会員にとっては夢が広がるノーショー問題ですが、くれぐれもノーショーによるペナルティは避けたいものです。