ラオス国営航空が熊本ービエンチャン線/ルアンパバーン線を就航へ
九州の熊本から世界遺産の街ルアンパバーンへ!
※2020/10月追記分:新型コロナウイルスによる影響で就航計画が無期限延期中!
ラオス国営航空とは?
1976年に設立されたラオス国営の航空会社、本拠地は首都ビエンチャンのワットタイ国際空港。
現在、ラオス国内線に加えて東南アジア内を中心として年々国際線を拡大させており、2019年2月には福岡への就航を目指していることも報じられたばかり。
2019年6月23日正式に日本初就航となる熊本ービエンチャン/ルアンパバーン線の開設が発表されました。
ラオス航空が熊本からラオスへ!
就航予定日
2019年11月29日
就航地
熊本/ビエンチャン線 週2便(水、土)
熊本/ルアンパバーン線 週2便(月、金)
使用機材
A320(座席数:142)
予定価格
エコノミークラス8万円前後
ビジネスクラス18万円前後
ご覧の通り、ビエンチャンとルアンパバーンへ週2往復ずつで料金は東南アジア方面としてはかなり割高な料金設定ですが、日本から世界遺産の街ルアンパバーンへ直行便でアクセスできる点は大きなメリットになりそうです。
なぜ福岡ではなく熊本へ?
2019年2月の段階では九州の大都市福岡への就航を目指しているとしていましたが、最終的には熊本への就航が決定しました。
福岡ではなく熊本へと決定した理由が気になるところですが、福岡空港ではラオス国営航空が希望する時間帯の許可が下りなかったことが要因とされており、九州では福岡に次いで就航本数が多い熊本空港へ決定。
7月下旬にはラオス国営航空、ラオス大使館、熊本市が公式に就航発表を行う見通し。
世界遺産の街ルアンパバーン線にメリットあり?
現状日本からラオスのルアンパバーンへ行くには、ハノイやバンコクを経由する必要があり、乗り継ぎ時間の長さが大きなデメリットになっていました。
熊本空港発であれば、九州からは容易にルアンパバーンへアクセスできるようになり、日本国内からの乗り継ぎもスムーズとなるため初心者の旅やパックツアーなどで大きな需要を生みそうです。
さいごに
個人的にはラオスには首都のビエンチャンに訪問歴がありますが、首都とは思えないほど静かで素朴な都市であったことが印象に残っています。
世界遺産の街ルアンパバーンまでは長距離バスでの移動がガタガタ道の悪路と聞いて断念した経緯もあり、ルアンパバーンは常に旅行の候補地でもあります。
懸念されるのはラオス航空が想定する8万円という割高な料金設定、需要は未知数ながら空席率によっては早期撤退も充分にあり得るのではと思います