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エチオピア航空 ET302便 ボーイング737-800MAXが墜落!

昨年のライオンエアに続いて2件目?エチオピア航空 ボーイング737-800MAXが墜落!

エチオピア航空とは?

エチオピアのアディスアベバを本拠地とする航空会社。エチオピアのフラッグキャリアであり、ANAも所属するスターアライアンス加盟航空会社でもあります。

エチオピア航空 アディスアベバ発ナイロビ行きET302便B737-800MAXが消息を絶つ

現地時間2019年3月10日、エチオピア航空 乗客乗員157人を乗せたET302便アディスアベバ発ナイロビ行きが突如消息を絶ったとのニュースが舞い込んできました。

機材はB737-800MAX型機で、昨年10月29日にインドネシアのジャカルタ沖で墜落した格安航空会社ライオンエアJT610便と同型機。

JT610便は魔の時間帯と言われる離陸後10分以内に消息を絶っており、今回のエチオピア航空 ET302便も同様に離陸後10分以内に消息を絶っています。

乗客乗員157名の生存は絶望

現地時間3月10日午前8時38分に出発地アディスアベバ空港を離陸した6分後、南東に約60キロ離れた地点に墜落したとみられており、乗客149人、乗員8人合わせて157人全員が死亡したと発表されました。

B737-800MAXの墜落は2件目

同機はボーイング社の比較的新しい旅客機で納入時期から推測しても、経年劣化は考えにくく、同型機に何かしらの欠陥、もしく人為的な問題としてメンテナンスに見落としがあったとも考えられます。

いずれにしても、昨年10月29日の墜落事故からわずか5ヶ月弱で2件目の同型機墜落ということで、ボーイング社は安全の再検証に迫られそうです。

さいごに

記憶に新しい2019年2月末、ベトナムのハノイで開催された米朝首脳会談で、トランプ米大統領同席のもと、ボーイング社とベトナムの格安航空会社であるベトジェットエアが同型機100機の購入契約を締結しています。

今回の墜落事故を受けて、ベトナムの民間航空局長官はこの5ヶ月でB737-800MAXの墜落が相次いで起きたことにより、アメリカ連邦航空協定が適切な改善措置を取らない限りはベトナム国内において同機の使用許可を認めないと表明しています。

個人的にはベトナムに滞在していることもあり、コストパフォーマンスの良さからベトジェットエアを贔屓にしています。アメリカ連邦航空局及びボーイング社にはしっかりとした安全の検証を実施してもらいたいと願っています。

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