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話せると便利!アジアで必要な言語は英語と中国語?

やっぱり話せると便利!アジアで英語の次に便利な言語は中国語?

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アジアでもやっぱり英語が最強言語

英語は世界の共通語、そしてアジアでも英語はもっともメジャーな言語として人気があります。

いずれの国々でも義務教育で英語を採用しており、アジアの国々でも英語を第2、第3の公用語としている国もあります。アジアで英語を公用語のひとつとする国と地域は以下の通り。

英語を公用語とするアジアの国々

•インド
•シンガポール
•フィリピン

これらの国々では英語を公用語の一つとして定めており、国民全体として英語力が高い傾向。

インドの場合は地域によって言語が異なり、スムーズなコミュニケーションを取る手段としてインド人同士でも英語が使われることがあります。

シンガポールも同様で中国系住民、マレー系住民、インド系住民など各々の言語を用いており、共通語として英語を用いています。

マレーシアの場合は英語は公用語とは定めていないものの、シンガポール同様に多民族国家というお国柄で英語の需要が高く、シンガポールに次いでアジアでは2番目に英語力の高い国となっています。

その他、日本を含めて英語力の高くはない国々でも英語は職を得る手段として必須スキルとなっており最も人気の言語。

そして本題として英語の次に話せると便利な言語として、中国語をクローズアップしていきたいと思います。

アジアでは英語の次に中国語が便利

アジアで中国語が強い根拠として言語人口が最も多いことが挙げられます。現在中国語を公用語として定めている国と地域は6つあります。

中国語を公用語とする国と地域

中国
香港、マカオ
台湾
シンガポール
マレーシア

人口13億人を誇る中国、台湾はほぼ全国民が中国語を話し、シンガポールやマレーシアでは中国系住民が多いため、現在でも中国系住民を中心に中国語が日常的に話されています。

香港、マカオは広東語圏ではありますが、年々存在感が増す中国の影響から若年層を中心に中国語を学ぶ人が多く中国語が通じやすくなっています。

そして世界中に散らばる中国系移民が各地でコミュニティを作っており、世界のチャイナタウンでは年配者を中心として中国語が話せれています。

富裕層が増え続ける中国では現在、海外旅行ブームが続いており、中国人観光客が多いタイやベトナムでは格好のビジネスチャンスとして中国語学習者が急増中。

バックパッカーにも中国語の波

アジアのバックパッカーにも中国語圏の旅行者が増加中、私自身も趣味と実益を兼ねて中国語を勉強しており、海外旅行中に出会う中国系の人々と日常会話程度であれば問題なくコミュニケーションを取ることができます。

アジア全体としてみると、英語を苦手とする国々もまだまだ多く、英語だけでコミュニケーションを取ることは難しいこともあります。

英語とプラスアルファとして中国語が話せると、より多くの人々との交流をカバーすることができます。

中国語の学習方法

中国語は日本人にも馴染みのある漢字が使用されていることもあり、文字の読み書きに関しては覚えやすいという利点があります。

発音に関しては声調言語で、4つの声調変化を覚える必要があるため、日本人にとっては発音こそが難関となっており独学でマスターするのは難しいです。

語学学校やオンライン学習などで、最初に発音の基礎をきっちり身につけることが大事で、2、3ヶ月継続すれば発音をマスターするのは可能。

発音さえ身につけば、独学も充分に可能で、地道に単語や文法を覚えて、こちらのCDブックなどで中国語の発音を耳に叩き込めば日常会話のマスターは容易です。

語学をマスターする上で最も重要なのが実際に使うこと、中国語圏に旅行をした際は積極的に現地の人々と会話をすることで活きた中国語を身に付けることができるでしょう。

さいごに

ベトナムのホーチミン市にも中国系住民が多いチョロン地区(中華街)があり、高齢者を中心に現在でも中国語を話す人たちが一定数います。

子や孫世代になると中国語を話せる人は減りますが、ルーツの関係で中国語を学習する若者や、職を得る手段として中国語を学習するベトナム人も多いです。

そして、ベトナム人の中国語力は非常に優秀で、ベトナム語と同じ声調言語ということもあって、非常に相性の良い言語であることがわかります。

ベトナムに限らず、アジアの国々では思わぬところで中国語を話す機会があり、英語とプラスアルファとして、中国語は大変お勧めできる言語です。

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