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ウイルスを持ち帰るな?海外から日本への帰国は批判の対象へ

自粛圧力?バイリンガールがマレーシアからの帰国報告で大炎上!

自粛圧力?大人気ユーチューバーが帰国報告で大炎上へ

緊急事態宣言で日本も自粛が本格化へ

緊急事態宣言の初日となった4月8日、サンマルクカフェが4/8〜5/6まで長期に渡る臨時休業を決定するなど、日本国内でも本格的な自粛ムードが加速へ。

個々の自粛意識の向上と共に新たな問題となりつつあるのが、あまりにも厳しい自粛圧力。

日本への帰国者に対する警戒心がピークに達しつつあり「ウイルスを持ち帰るな」と帰国の中止を求める同調圧力が問題になっています。

お知らせが発端?人気ユーチューバーが大炎上!

不運にも自粛圧力の餌食となってしまったのが登録者数160万人を超える大人気ユーチューバー「バイリンガール英会話」のちかさん。

家族でプチ移住先クアラルンプールから「近日中に帰国します」と告知した動画が発端ですが、自粛ムードが最高潮に達しつつある視聴者から「この時期に日本に帰るのは軽率だ」と批判を浴びて大炎上へ。

反対意見として「ウイルスを日本に持ち帰るな」「今はStay Homeをすべき、動かないで」「ビザの期限までは留まるべき」と厳しい意見が目立ちます。

偏見?帰国者バッシングへ!

マレーシアを筆頭にロックダウン状態が続く東南アジア各国では厳しい外出自粛令が出されており、感染リスクが低く抑えられています。

空港検疫では「水際対策」と称して、全入国者を対象とした行動制限が要請され、帰国者に対する水際対策が徹底されています。

むしろ現在は日本国内で感染を拡大させており、自らの自粛不足を棚に上げて帰国者に責任を転嫁する動きが目立ちます。

海外生活者は帰国を避けられない?

ビザの期限
オーバーステイや帰国難民を引き起こすリスクがあり、帰国手段があるうちに帰ろうと考えるのは当然。

失業や廃業
世界各国で観光業や日本語教師など失業者が増加中。生活を立て直すために帰国が必要。

帰国命令
外務省によって渡航制限が出されたことで、本社より引き上げ命令や帯同者に一時帰国命令が出されるケースもあります。

全ての人には帰国する事情があり「○○なら帰国は仕方ない」「○○なら帰国すべきではない」と外野が判断すべき問題ではありません。

さいごに

感染リスクが低いベトナムからの帰国といえど、自粛意識が急激に高まった日本への帰国は風当たりが強くなっています。

バイリンガールの炎上騒動以降、偏見を警戒して帰国を断念したり、帰国報告を避ける人々も増えているのが現状です。

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