どっちが便利?バックパックとスーツケースの利便性を比較
目次
安全性では肌身離さず持ち運ぶことができるバックパックがリード!
バックパックとスーツケース
バックパックは背負うタイプのバッグで、リュックやデイパックとも呼ばれます。荷物を極力少なく、身軽でスムーズな移動に特化したバッグ。
スーツケースは4つの車輪と片側に伸縮する取手がついたバッグで、キャリーケースやトランクケースとも呼ばれます。平坦な地面をスムーズに転がして運ぶことに特化したバッグ。
バックパックのメリット・デメリット
LCCの機内持ち込み用に
一般的にLCCでは受託手荷物は有料オプションとなっており、無料の機内持ち込み荷物には軽量なバックパックが向いています。
発展途上国に最適
発展途上国では未だに未舗装の砂利道やバリアフリーとはいえないインフラ設備が多くバックパック移動が楽々。
盗難防止に最適
スーツケースと違って機内や長距離バス内にも持ち込むことができるので、盗難に遭うリスクが減ります。
荷物の量を少なくする必要あり
バックパックは限られた量しか詰めることができないため、旅行中は荷物を増やさない工夫が必要です。
衝撃に弱い
バックパックは荷物を強く押し込む必要があり、柔らかいお菓子などは潰れてしまうリスクがあります。
身体への負担が大きい
荷物を背負って移動するため長時間の移動は身体的な負担が大きく注意が必要です。
スーツケースのメリット・デメリット
荷物を入れるスペースが大きい
バックパックと比較して荷物を入れるスペースが広く、大量の荷物を持ち運ぶことができる。
平坦な地面に強い
どんなに重たい重量でも平坦な地面においてはスムーズに転がすことができるため、重さによる疲労を軽減することができます。
衝撃に強い
衝撃に強く、柔らかいお菓子など潰すことなく持ち運ぶことができます。
車輪は消耗品
車輪は消耗品と言われており、経年劣化で車輪がすり減ったり、壊れてしまうことも。旅行中に車輪が壊れてしまった場合は大きな負担となります。
盗難やロストバゲッジの不安
飛行機や長距離バスでは預ける必要があるため、盗難やロストバゲッジを引き起こすリスクがあります。
持ち上げることができないと迷惑に
女性やお年寄りには階段を上るのも一苦労。機内マナーとしても自力で持ち上げることのできる重量にしておきたいです。
バックパックとスーツケース両方持つのも効率的
それぞれのデメリットを埋めるのに両方持つという選択肢もあります。
スーツケースに20kgの荷物を入れるよりも、バックパック7kg、スーツケース13kgに分けた方が臨機応変に対応することができます。
歩道がガタガタの発展途上国では重たいものをバックパックに入れ、スーツケースを軽い状態へ。シンガポール等、インフラ設備が整った大都会ではスーツケースを思う存分に活用することができます。
紛失や盗難のリスクを分散するという意味でも効果的で、貴重品は肌身離さず持つことのできるバックパックへ。
さいごに
ラゲッジチェッカー
重量オーバー対策に
最近はLCCへの搭乗が多く、機内持ち込みサイズのバックパックで移動することが増えました。
荷物が多い場合はバックパックとスーツケース両方持つことも多く、渡航先のインフラに応じて重量を調整しています。
歩道がガタガタなベトナムでは何度かスーツケースの車輪を壊してしまっているので、なるべくスーツケースを転がさず、軽々持てる重さに調整しています。