LCCっぽくないサービス!タイライオンエア SL301便 成田発ドンムアン行き搭乗記
目次
タイライオンエアとは?
タイのドンムアン国際空港を拠点とするタイの格安航空会社で、インドネシアのライオンエア傘下。
2018年12月7日より日本へ初進出し、成田発ドンムアン国際空港行きを運行しており、2019年からは名古屋、関空、福岡と続々と就航。
就航記念セールで10930円で購入!
11月中旬、就航記念セールとして10,930円で購入しました。
なんとLCCでありながら受託手荷物20kgが標準で含まれています。今回は事前にスタンダードの座席指定オプションを350円で指定済。
※<追記分>2019年1月15日より受託手荷物は有料化されています
成田空港第1ターミナル北ウイング
成田空港のLCCは第2ターミナルや第3ターミナルが主流ですが、タイライオンエアは第1ターミナルから出発します。
第1ターミナルには、プライオリティパスで入室することができる大韓航空のKALラウンジがあるため、プライオリティパスをお待ちの方々にとっては第1ターミナル発は大きなメリット。
タイライオンエア SL301便成田ードンムアン搭乗レポート
出発時刻が午前11時00発ということで、午前8時半には空港に到着しましたが、既に長蛇の列ができています。
タイライオンエアはチェックイン開始時刻が出発3時間前、締め切りが90分前と他の航空会社と比べて早めになっています。
30分ほど並んでようやくチェックインの順番が回ってきました。遅くとも2時間前には空港に到着していないと焦ると思います。
北ウイングの出国ゲート前には大きなクリスマスツリーが飾られており、人気の撮影スポットになっていました。
平日ということでスムーズに保安検査場と出国審査を抜けました。プライオリティパスで先にKALラウンジで食事を済ませてから、この日の出発ゲートである15番ゲートを目指します。
搭乗開始予定の10時15分にはゲート前に到着しましたが、既に大勢の乗客が搭乗の開始を待っていました。乗客のチェックインが長引いたのか多少の遅れが発生してそうです。
既にタイライオンエアの機材が駐機しています。予定より30分ほど遅れて搭乗開始のアナウンスがありました。
SL301便へ搭乗開始
出発はボーディングブリッジで楽々機内へと乗り込みます。
タイの民族衣装を着た客室乗務員が出迎えてくれます。全てタイ人CAでしたが、日本語のできるCAも確認できました。
機材はA330-300で座席配列は3-3-3です。受託手荷物が無料で20kgまで預けることができるため、機内へ大きな荷物を持ち込む乗客は少なめ。
このように特に狭いという感覚はありませんが、中央や窓側の人がトイレに立つ時は通路側の人も席を立つ必要がありそうです。
足が前の座席にぶつかることもなく広々。この日は隣が空席だったこともあり快適でした。30分ほどの遅れで離陸へ。
LCCとしては珍しくシートモニター搭載。長時間のフライトのため暇つぶしには最適ですね。
残念ながら日本語字幕や吹き替えはなく、英語とタイ語がメイン。映画、テレビドラマ、アニメ、ゲーム、フライトマップがあります。
アニメーションなら英語でも楽しめます。トゥームレイダーを見ている外国人が多かったです。ヘッドホンはCAにリクエストすれば借りることができます。
紙袋が配られました。機内食は無いものと認識していましたが、嬉しいサービスですね。
オレンジジュースとデニッシュと質素ではありますが、なかなか美味しかったです。離陸後、合計2回有料の機内食を売りにきました。リーズナブルなカップヌードルに人気が集中。
搭乗率は約7割と言ったところでしょうか、中央席は空いていることが多く、安定飛行後は自由に座席を移動できます。最前列やプレミアムエコノミーへの移動でなければ、特にCAから注意されることもなく早い者勝ちのようです。
過半数はタイ人で、その次に日本人、その他外国人という搭乗客。
6時間半ほどのフライトでタイのバンコク ドンムアン国際空港に30分ほどの遅れで到着しました。残念ながら沖止めでバスでターミナルへの移動です。
ターミナルへ到着後は歩く歩道で入国審査へと向かいます。入国審査は空いており、スムーズに通り抜けて手荷物受け取りエリアまで行けました。
空港スタッフの手が足りていないのか手荷物がレーンに出てくるまでに15分以上待ちました。
さいごに
無料の受託手荷物、シートモニター搭載、そして機内食とLCCとは思えないサービスで非常に快適なフライトでした。
2018年10月下旬、親会社のライオンエアがインドネシアで墜落事故を起こしていたので、少々の心配はありましたが実際に搭乗してみた感想としては大変満足できるものでした。
追記)受託手荷物の有料化が決定
2019年1月15日より受託手荷物の有料化が決定しました。