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逆転現象!LCCよりフルキャリア(FSC)の方が安いこともある?

逆転現象!LCCよりフルサービスキャリアの方が安いこともある?

[広州国際空港の空港ラウンジ] 格安航空券でありがちな長時間の乗り継ぎも空港ラウンジを使えれば楽々

フルサービスキャリア(FSC)とは

Full Service Carrierの頭文字を取ってFSCやフルキャリアと略されています。

日本の航空会社ではANAやJALが該当し、座席指定、受託手荷物、機内サービスなど全てのサービスが含まれた航空会社。

LCCは安く、FSCは高いという考えが浸透しつつある航空業界、しかし実際にスカイスキャナーで料金比較してみるとLCCよりFSCの方が安いという結果が時々起こります。

逆転現象?LCCよりFSCのほうが安いこともある!

LCCでは日本から東南アジア往復は2万円を切ることも珍しくない時代になっています。

これは、あくまで有料オプションを一切追加しない状態で、座席指定、受託手荷物、機内食などを追加すると一気に料金が跳ね上がることはご存知の通り。

LCCで全ての有料オプションを追加して往復3万円前後なら充分安い部類に入りますが、FSCでも3万円前後で検出されることも?

実際、過去に私が格安のFSCを利用したホーチミン〜東京の往復航空券をご紹介します。

中国南方航空でホーチミン発羽田行き往復27,712円!

広州乗り継ぎの際はプライオリティパスで空港ラウンジへ!本場の飲茶を舌づつみ

チケットの詳細

購入方法
スカイスキャナー
スカイスキャナー検索の外資系格安航空券予約サイトを利用しました

航空会社
中国南方航空

合計金額
27,712円

利用時期
2017年秋頃

往路
CZ6090 ホーチミン02:25/広州06:20
〜広州乗り継ぎ2時間45分〜
CZ385 広州09:05/羽田14:20

復路
CZ3086 羽田10:45/広州15:10
〜広州乗り継ぎ4時間50分〜
CZ367 広州20:00/ホーチミン22:00

ご覧の通り、中国南方航空でホーチミン発の広州乗り継ぎ羽田行き往復で27,712円。FSCなので座席指定、受託手荷物、機内食も含まれます。

往路が深夜便なのと最大5時間弱の乗り継ぎ時間はありましたが、往復共にプライオリティパスの空港ラウンジを利用できたので比較的条件の良い航空券でした。

このようにスカイスキャナー等でピンポイントの日程で格安航空券が見つかれば、LCCよりFSCの方が安いという逆転現象はしばしば起こります。

LCCに限定せず、スカイスキャナーで検索して料金比較するのがベスト!

狙い目のFSC

航空会社(FSC)
中国南方航空
中国東方航空
フィリピン航空
マレーシア航空
ベトナム航空

日本〜東南アジア間は必ずスカイスキャナー等でご利用区間を検索するのが鉄則。私が過去に購入した27,712円は特別にせよ、3万円代は頻繁に見つかります。

バックパッカーのように座席指定、受託手荷物、機内サービスは一切不要と考えればLCCが最安値になることが多いです。

さいごに

Skyscanner

スカイスキャナー
狙い目はスカイチーム加盟航空会社

ご紹介した中国南方航空は意外(?)にも機内食も美味しく、機内サービス中はソフトドリンクもお代わりもできるので非常に快適に移動できたことを覚えています。

最近は機内持ち込み荷物限定が増えたので、LCCで最安値を追求することが増えましたが、荷物を多く持ち運びたい方々は是非ともスカイスキャナーでFSCを含めた検索をご検討されると良いでしょう。

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