ベトジェットエア

観光客の受け入れは秋?ベトジェットエアの日本線が8月中旬迄運休へ

ベトナム観光解禁は10月以降?VietJetAirの日本線が8月中旬まで長期運休へ

ベトジェットエア仕様のホーチミン市ベンタイン・バスターミナル

ベトジェットエアの日本線が8月中旬まで運休確定か

3月下旬より長期運休中のベトジェットエアの日本線ですが、直近のチケット販売は8月中旬以降のものです。

現在のところ正式アナウンスはありませんが販売スケジュールを見る限り8月中旬までは運休が確定、少なくともそれまでは日本線が再開される見込みはなさそうです。

ベトナム航空も6月末まで日本への国際線が全便運休へ。運航再開は早くて7月1日以降としていますが、外国人観光客の受け入れ再開が不透明なため7月以降も日本線の運休は濃厚でしょう。

日本政府はベトナムや台湾など入国制限緩和を検討へ

【日本政府の対応】
日本国外務省は「PCR検査、14日間の自主隔離、公共交通機関の利用禁止要請」など日本入国制限を6月以降も継続する見込み。

7月以降、ベトナムや台湾など感染が落ち着いた国を対象に制限緩和を検討へ。まずはビジネス→専門家→留学生が先で観光客の受け入れは最後となる見込み。

【ベトナム政府の対応】
ベトナム政府も既に日本人企業家の入国を特例で認め始めており、商工会と在越日本領事館が募集したベトナム入国希望者1,700名から180名が許可へ。

最終的に68名が5月9日にベトナムへ入国し、14日間の隔離期間を経て5月23日に隔離施設から解放されています。

今回許可された180名中68名しか実際に入国をしなかった事情として、チャーター便や隔離先となるリゾートホテルの費用約60万円の自己負担が必要という懐事情もありそうです。

ベトナムの外国人観光客受け入れは早くて10月以降?

5月に入ってタイ、台湾が10月以降の外国人観光客の受け入れ再開を目標としていることが相次いで報じられています。

ベトナムのフック首相も終息宣言及び外国人観光の受け入れ準備の検討を指示しており、まずは終息国から順番に受け入れの再開を匂わせています。

6月、7月は引き続き企業家や専門家の入国までが濃厚で、順調にいけば8月以降に終息国間の観光客を受け入れを開始。ウイルス対策を第一に10月以降に観光客の全面的な受け入れを目指しているかと思われます。

ベトジェットエアの中部と九州への就航計画はとん挫?

バンブーエアウェイズは国交省により5月から成田〜ホーチミン線の運航許可を得ていますが、現在のところ就航アナウンスはなく入国制限緩和まで大幅に就航が遅れる見込み。

ベトジェットエアは今年中に中部/九州〜ベトナム路線を一挙5路線開設を目指すと発表していましたが、新型コロナ問題による日本線の長期運休によって就航計画のとん挫が心配されています。

運休によるチケット返金問題が長引いており、経営状態が心配されるなか最悪のケースとしてベトジェットエアが日本撤退ともなれば今後は日本〜ベトナム間の航空券は2倍以上に高騰してしまう懸念も生じています。

さいごに

ホーチミン市中心部は外国人観光客の減少により、ホテルやレストランを含む観光産業全体に大きな打撃を与えています。

ベトナムの観光産業全体を活発化させるには、外国人観光客の受け入れ再開が急務。ウイルスの終息宣言が第一ながら、ようやく外国人の入国制限緩和を検討する段階に入ってきています。

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