プライオリティパス

コロナ禍のホーチミン国際線Le Saigonnaisラウンジ入室レポート

アフターコロナのタンソンニャット国際空港Le Saigonnais Business Lounge訪問レポート

アフターコロナのタンソンニャット空港の国際線ラウンジをレポート!

プライオリティパスでOK!Le Saigonnais Business Loungeとは?

ホーチミン市タンソンニャット国際空港国際線セキュリティエリアのレストランフロアー内に位置する空港ラウンジ。

2020年6月現在、新型コロナウイルス問題により国際線の出国者数が激減。現在国際線ターミナル内で唯一運営されている空港ラウンジで入室資格は航空会社のビジネスクラス、上級会員、プライオリティパスなどラウンジステータスでも入室可能です。

プライオリティパスも所有していますが、今回はチェックインカウンターでANAのステータスを提示してラウンジのインビテーションを発行していただきました。

ラウンジ内もソーシャルディスタンス?入室レポート開始!


国際線セキュリティエリア階からエスカレーターで上がるとお馴染みのレストランフロアー。バーガーキングも恐らく数カ月間は営業されてなさそうな雰囲気。


バーガーキングの左側の通路を進むと、今回訪問するラウンジが見えてきました。


こちらのラウンジは約1年半ぶりで、通常プライオリティパスにはオーキッドラウンジが案内されていますが、国際線で唯一営業中のラウンジのためプライオリティパスにも開放されています。


午前5時半頃、カウンターでラウンジインビテーションと搭乗券を提示して入室手続きをしました。


ラウンジの設備が案内されています。注目はタンソンニャット空港のラウンジでは貴重なシャワールーム完備。


日本人の利用者も多いのか日本語の雑誌も置いてあります。ゴルフダイジェストや経済誌など。


入室して正面にはさっそくダイニングエリア、周囲にはテーブルが並んでいます。


入室して左側のエリア。窓が全面に広がっているため昼間は明るく、夜は薄暗く落ち着いた雰囲気に。


街中では見かけないような奇抜なアオザイも展示されています。


こちらのテーブルは何となくマネキンが気になって落ち着かない気もします。


この日のゲストは私以外に3名しかおらず、恐らくプライオリティパスで利用できることが周知されていないようです。


ソーシャルディスタンスも守られており、ソファーはひとつ飛ばし。


テーブルと椅子も一つずつ。ホーチミン市内ではソーシャルディスタンスは廃止されてますが、ラウンジ内はかなり慎重なようです。


ラウンジ奥にはフライト情報のモニターに、マッサージチェアがひとつ。


デスクトップが3台並んでいますが、最近はスマートフォン時代のため利用者をあまり見かけなくなりました。


国際線が長期運休されているベトナム航空の機材、奥には今回搭乗するANAの機材が見えます。


ノートパソコンで作業も出来そうなコンセント付きカウンター席。


トイレ内にシャワー室が完備されているので、中をチェックしてみます。


清潔感のあるトイレ、男子トイレにも赤ちゃんのオムツ交換用の台もあります。


トイレの一番奥には2つのシャワールーム。昼間は精力的に観光してもシャワー室で汗をすっきり流すことができます。


中は広々、ラウンジの係員に声をかければタオルとアメニティを用意してもらえます。続いてコロナ禍真っ只中のダイニングエリアを覗いてみましょう。

コロナショックで食事が激減?ダイニングエリアのレポート開始!


朝食時間帯のダイニングエリア、国内線では多くの人たちがダイニングを取り囲んでいますが、国際線はコロナ禍の影響が強く出ています。


朝食の定番お粥トッピングは4種、お粥自体にも塩で味付けがされていました。


ベジタリアン向けの厚揚げとマッシュルームの炒め物。


ベトナム人には人気の油で揚げたサーモンとカリカリのベーコン。


セルフサービスでフォーを作ることができます。左側の鍋はスープ、真ん中にはベトナムハム。


塩、胡椒、ケチャップ、箸、フォーク、スプーンなど。コロナ対策なのか紙に入れられています。


パンに挟む用途のスライスチーズとハム、左側にはバターとジャム。


食パン、ロールパン、クロワッサンなど、先ほどのスライスチーズとハムをトッピングできます。


ラウンジの利用者減でも寂しく稼働を続ける業務用のトースター。


今がシーズンのランブータン。市内では1kg100円程度で購入することができます。


梅よりも大きなカリカリとした果物、食べてみると甘くもなく微妙な味でした。


アクリルケースに入れられたクッキー、長時間空気に触れていたのかサクサク感が失われていました。右の瓶に入ったクッキーがおすすめ。


続いてドリンクコーナー、こちらはコロナ禍とは関係なく通常通り。


タンソンニャット空港のラウンジではお馴染みの4種のナッツ類、わさび豆がおすすめ。


コーヒーマシーンと濃厚なベトナムコーヒー、残念ながら練乳は見当たらず。


人気のPHUC LONG製ティーパックと2種のシリアル、冷蔵庫にはミルクも入ってました。


ワインを始めとした各種アルコール、右のステンレスボックスには氷が入ってます。


ドリンクバーで大好きなミリンダのサーシ味を発見するも残念ながら稼働していませんでした。


コンビニ並みの大きな冷蔵庫。左側から順番に開けてみます。


スパークリングウォーター、レモンティー、ダイエットペプシなど。注目は日本でもお馴染みの缶コーヒーのBOSS。


マンゴー、ライチ、グァバのフルーツジュースもおすすめです。


333、サイゴンラガー、サイゴンスペシャルなどホーチミン市では定番のビール。


早朝6時過ぎであまり食欲もなく、お粥、フォーなど控えめに。割り箸はなぜか牛丼チェーンのSUKIYA製。


別腹としてランブータンやお菓子など、缶コーヒーのBOSSは日本の味でした。

ベトナムは長引く入国制限によって国際線の運休が続出。空港ラウンジも営業はされていないのではと心配していましたが、久しぶりに観光気分で空港ラウンジを満喫できて大満足のひとときでした。

さいごに

約1年半ぶりの訪問となった国際線ターミナルLe Saigonnaisラウンジですが、コロナで利用者が激減してるのか食事のラインナップも随分寂しくなっていました。

一方で国内線は国内旅行の人気復活によって活気を取り戻しており、国内線ターミナルのLe Saigonnaisラウンジに関しては通常通りのサービスが期待できそうです。

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