モデルナは副反応が強め?大手町の自衛隊大規模接種センター第2回目接種レポート
目次
大手町の自衛隊大規模接種センターにて第2回目の接種が完了!
9月末まで延長!予約枠2万6500人分が35分で定員へ
一旦は8月末をもって閉鎖が決まっていた自衛隊大規模接種センターですが、9月末まで1カ月間の延長が決定しています。
全国的に65歳以上の高齢者のおよそ8割が1回以上の接種が完了しているものの、現役世代のワクチン接種が遅れていたことも延長された要因。
7月26日(月)には東京の自衛隊大規模接種センターの新規予約2万6500人分が募集開始から僅か35分間で定員に達し、未だ衰えぬワクチンの需要を印象付けています。
東京五輪が開幕へ!第2回目接種レポート
東京五輪が開幕し、人々が五輪に熱狂し始めた7月下旬、第2回目のワクチン接種のために正午前に東京駅に到着しました。
東京五輪のカウントダウンオブジェも現在は時計の役割に。無観客開催のため東京都内ではオリンピックムードを感じることはできません。
東京駅の駅前広場から徒歩約15分ほどで大手町の自衛隊大規模接種センターへ到着しました。
会場内は撮影禁止のため簡単なワクチン接種の流れ説明させていただくと、
①入り口で検温と荷物チェック。
②本人確認証、接種券、記入済の予診票を提示して、記入漏れがないかなどチェックが終わると、係員の案内に従って建物内に入ってエレベーターに乗ります。
③上層階で降り、予診票を元に医師による問診を受けて当日に接種可能かどうかの判断を受けます。
④医師によるワクチン接種、利き腕とは逆の腕にアルコール消毒をしてモデルナ製ワクチンを注射。
⑤接種券にワクチン接種済のシールを貼ってもらい、経過観察エリアのパイプ椅子に着席。接種から数えて15分が経過したら自己申告をした上で退出します。
経過観察を終えると、自衛隊大規模接種センターの入り口方面へと戻ります。一カ月前と比較するとだいぶ空いていて流れも更にスムーズ。時間にすると所要時間は約15分とスピーディーに接種が完了しました。
東京駅までは徒歩圏ですが、7月下旬ともなると東京は連日の猛暑。副反応も怖いので無料のシャトルバス乗り場へ直行します。
はとバスを期待していましたが、残念ながら通常の循環バス。後ろには大型のバスも待機していました。
バスの中は空調で冷えているので快適です。今回は接種センターを含め、周りの乗客も中高年が多めに感じました。
到着地は東京駅丸の内南口にある、はとバス乗り場。ここから有楽町駅までは徒歩10分くらいで行くこともできます。
ちょうどお昼時でお腹も空いていましたが、副反応が怖かったので念のため真っ直ぐ自宅へ帰りました。
症状は?第2回目副反応レポート
最初の副反応は接種から約3時間後、腕がだんだん重くなって引きつってくると、前回同様に痛みで腕が上がらなくなりました。
動かさなければ痛みは発生せず、右腕は何ら影響がないので激しく身体を動かす作業でなければ仕事も充分可能だったかと思います。
接種から約6時間後、体感的には異常は感じませんでしたが、体温を測ってみると36.8度まで上昇。平熱が36.3度くらいなので微熱程度と比較的副反応の症状としては軽い方だと思います。
念の為に用意しておいた冷えピタをおでこに貼って五輪を見ながら安静に過ごしました。就寝時間になると徐々に風邪と似たような倦怠感、皮膚の痛み、関節の痛みが発生していましたが、そのまま消灯して就寝。
寝てしまえば苦しさも感じないだろうと油断したのがまずかったのか、身体の不快感で寝て起きてを繰り返し、寝不足のまま朝を迎えました。
ついに副反応のピークへ!
身体を起こして朝一番に検温すると37.5℃まで上昇、ついに2日目の朝に副反応のピークを迎えました。
解熱剤も用意していましたが、結局37.5度以上には上がることはなく、ワクチン接種から24時間後の2日目正午には身体の不調も落ち着き、腕の痛み以外は通常通りに戻りました。
夜には腕の痛みも消え、3日目朝には違和感もなくなり、完全に副反応が消えました。
副反応の症状は人それぞれ異なるため、念のために解熱剤やポカリスエットなど用意して万全の状態で第2回目の接種日を迎えるのが無難でしょう。
さいごに
7月26日(月)より日本政府公認のワクチン接種証明書の申請が各地方自治体で開始されています。
自治体によっては海外渡航先への航空券の提示を求められる場合もありますが、SNS上では早くもワクチン接種証明を手にした人々の報告が相次いでいます。
7月30日(金)時点、ワクチン接種証明が使える国はタイなど計12カ国。実際のところワクチンパスポートの運用は時期早々ながら、私を含め海外旅行を待ち望む人々には一歩前進といったところでしょう。