文化として定着?アジアの国々はバックパッカー天国
目次
バックパッカーの聖地カオサン通りはバックパッカーの一大拠点
バックパッカーとは?
その名の通り大きなバックパックを背負って旅をする低予算型の旅行者。
厳密にはバックパックに限らず、スーツケースを利用する通常の旅行者でも、節約旅であればバックパッカーと見なされます。
そしてバックパッカーといえば貧乏な10代~20代の若者というイメージが強いですが、近年は老若男女問わずお金に余裕があってもバックパッカー旅を楽しむ人が増えています。
バックパック1つで旅をする理由
バックパッカーたちが大きなバックパックで旅をするには大きな理由があります。
アジアの国々ではミャンマーなど未だ道路インフラが不充分なところも多く、ガタガタ道をスーツケースを転がすよりもバックパックを背負った方がスムーズに移動ができるからです。
そしてバックパック1つに荷物を制限することで、格安航空会社(LCC)の無料範囲内でもある機内持ち込みサイズに抑える狙いもあります。
アジアの国々は格安なゲストハウスの宝庫
バックパッカーの増加に伴い、アジアの国々では格安のドミトリーを有するゲストハウスが増加傾向。
5ドル前後のドミトリールームや、15ドル前後でのシングルルームなど、ゲストハウスでは格安に宿泊することができます。
ゲストハウスの醍醐味は旅行者同士の距離感が近く、旅の情報交換はもちろん、食事や旅をシェアする仲間を簡単に作ることができます。
LCCブームもバックパッカーブームに拍車
LCC後進国と言われた日本ですが、2015年頃より本格的なLCCブームが巻き起きっています。
フルキャリアでは基本とされるサービスを有料オプション化することで、不要なサービスを省いて低価格化を実現。
現在では多くのLCCが参入する成田〜ドンムアン便では価格競争が過熱しており、片道1万円を切ることも珍しくなく誰でもバックパッカーを楽しめる時代へ。
アジアはバックパッカーの聖地
バックパッカーにとって聖地と言われるのが東南アジアの国々。
東南アジアの多くの国々は陸続きのため、陸路の国境超えに好都合。ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポールの周遊旅はバックパッカー旅の醍醐味です。
カオサン通りに迫る賑わいを見せるホーチミン市のバックパッカー街
バックパッカーの聖地といえば、バンコクのカオサン通りが有名ですが、近年はホーチミン市のバックパッカー街がバックパッカーの聖地ともいうべき発展を見せています。
バックパッカー街を拠点にホーチミン〜プノンペン〜シェムリアップ〜バンコク〜マレー半島〜シンガポールまでを陸路で移動する黄金ルートもバックパッカー旅の王道です。
バックパッカー旅は楽しい
予算をかけた快適性重視の旅は万人受けしますが、低予算だからこその魅力がバックパッカー旅には詰まっています。
バックパッカーの魅力は時間があればバックパック1つで細かい計画を立てず、身軽に旅へ出ることができる点。
とりあえずバックパッカー街の格安ゲストハウスを目指し、様々な国から訪れるバックパッカーと情報交換ができるのも大きなメリット。
そして日本人宿を選べばバックパッカー旅の大きなヒントとなる、バックパッカーが書き残した情報ノートが必ず置いてあります。
バックパッカーズノートとは?
ブログのタイトルでもある「バックパッカーズノート」はバックパッカーが集まるゲストハウスに置いてあるような情報交換ノートがコンセプト。
ノートに書かれている旅の有益な情報から注意喚起、落書きに至るまで幅広い情報を配信する意味が「バックパッカーズノート」というタイトルに込められています。