女性バックパッカーの一人旅は危険?安全なバックパッカー旅を指南
目次
おしゃれなゲストハウスも増えた深夜のカオサン通り、女性一人旅でも安全!
女性のバックパッカー
バックパッカーという言葉が市民権を得る前、かつて魔窟と呼ばれたバンコクのヤワラート通り周辺にはジュライホテル、台北大旅社など今は亡き伝説のバックパッカー宿がありました。
その頃のバックパッカーはどこか身なりも汚く、絵に描いたような男性バックパッカー全盛の時代。
現在は一般的な旅行者にも抵抗を感じさせないおしゃれなゲストハウスも増えて、外見的にも一般的な旅行者と変わらない小綺麗なバックパッカーも増えました。
時代の移り変わりと共に増え続けているのが、今回クローズアップする女性バックパッカー。
女性バックパッカーが増えた理由
SNSの普及によってバックパッカー旅行にも情報化の波が押し寄せており、安全情報などの共有化もあって、女性が安心してバックパッカー旅を楽しめる時代になっています。
一見おしゃれなカフェ風のゲストハウスなど、女性にも抵抗なく宿泊できるゲストハウスが増えており、ひと昔前のどこか近寄り難い雰囲気の放つ日本人宿等を選ぶ必要がなくなっています。
女性バックパッカー向きの国々
女性バックパッカー向きの国として挙げられるのが、東南アジアではシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム。
これらの国では、外国人観光客が訪れるエリアでは比較的治安が保たれており、外国人が巻き込まれる凶悪犯罪少なく、女性一人旅でも注意を怠らなければ安全に過ごすことができます。
一方で治安が良いとも言われるミャンマー、ラオス、インドネシアなどはジャングルや山深いエリアも多く、突発的な事件に巻き込まれるリスクがあります。
女性バックパッカーが遭いやすい被害
一番多いのが強盗、安全なタクシー会社といえど深夜の女性一人での乗車は推奨できません。人影の少ないエリアまで連れ込まれて、強盗被害等に遭うリスクがあります。
旅先では、親切心を装った詐欺師やジゴロにも狙われやすく、特に日本語で馴れ馴れしく話しかけてくる怪しい連中を警戒する必要があります。
女性バックパッカーが取るべきリスク管理
女性専用のドミトリールームがあるゲストハウス利用することを推奨します。
人との距離が近いゲストハウスは、旅先のコミュニケーションは旅の醍醐味ではありますが、中には柄の良くない男性たちもいるので、男女混合より、女性専用のドミトリールームを選びましょう。
服装はスカートなど女性っぽい服装を避け、ナチュラルメイクでカジュアルな服装が無難。
女性バックパッカーは女性仲間を作るべき
ドミトリールームを利用すると、自分と同じような一人旅の女性バックパッカーと出会うことも多いでしょう。特に治安の良くない旅先では、女性バックパッカーと行動を共にすると心強いです。
一人で行動する場合は日中の明るい時間帯以外は、不要不急の外出を避けて、ゲストハウス内で過ごすことが安全。
さいごに
アジアのバックパッカー旅をしていると、日本人女性に限らず、多くの女性バックパッカーを見かける機会が増えました。
中にはバックパッカー慣れしていない女性バックパッカーを見かけることもあり、こちらが冷や冷やさせられることも。
女性というだけで、男性より犯罪被害に遭う確率が高まるので、くれぐれも警戒心を強く旅を楽しんでいただければ幸いです。