バックパッカー

快適なゲストハウス急増!ドミトリーとシングルルームを比較

居心地の良いゲストハウス急増中!ドミトリールームとシングルルームを比較

バンコクのスクンビット地区で宿泊した快適なシングルルーム(1,862円)

ドミトリールームとシングルルーム

ドミトリールームとは1つの部屋を大勢でシェアするタイプの部屋。2段ベッドがいくつか並べられたタイプから、寝台列車を思わせるタイプまで多種多様。

シングルルームとは1人用の個室、プライバシーの確保や安全性もあり、ドミトリーに抵抗のある一人旅の旅行者に人気。

ドミトリールームのメリット・デメリット

メリット

リーズナブルな料金

東南アジアでは1室500円〜1,500円程度、高価格帯でもシングルルームよりは安価。朝食付きのドミトリーはバックパッカーに大好評。

人との交流や情報交換

人との距離感が近いのも魅力で、旅行者同士交流を深めたり、旅の情報交換にも最適。

共用スペースが魅力的

近年、共用スペースに力を入れているゲストハウスが増えており、ホテルよりも快適に過ごすことができるケースも。

共用設備としては大型テレビ、ビリヤード台、ソファー、自由に使用できるパソコンなど。

デメリット

プライバシーの確保が難しい

唯一のプライバシー確保はカーテン1枚。生活音は筒抜け、他人の話し声やイビキが気になる人にはストレスにも。

盗難のリスク

一部バックパッカーには手癖の悪い輩もおり、就寝中であろうと貴重品の管理は怠らないように。

当たりハズレが激しい

予約サイトのレビューで高評価であろうと、まずは1泊予約してから連泊を判断する必要があります。

シングルルームのメリット・デメリット

メリット

ドミトリーに毛が生えた程度の価格

ドミトリールームの相場に500円〜1,000円上乗せすれば個室に宿泊できます。節約重視でなければ個室がベスト。

プライバシーや安全の確保

プライバシー、盗難のリスクを考えると個室がベスト。パソコンなどの貴重品を管理するには個室が安心です。

ひとりが好きな人に

人との交流に疲れた、もしくは人との交流を求めていない旅行者には個室がベスト。

デメリット

部屋のクオリティには期待できない

シングルルームは窓なし等、設備には大きな期待できず、安全に就寝するだけと割り切る必要があります。

下水の臭い

部屋が狭いためバスルームとの距離が近く、下水の臭いに悩まされることもあります。

クーラーの効きすぎには注意

部屋が狭いとクーラーが効き過ぎてしまうので、温度調節に気を配る必要があります。

ゲストハウスのクオリティが上昇中

LCCブームによってアジアを中心にバックパッカーが急増中。それに伴いゲストハウスも急増しており競争が激化しています。

いかにもバックパッカーの巣窟といった雰囲気のゲストハウスは減少傾向で、安さだけを売りとしたゲストハウスは廃業に追い込まれています。

快適さを求めるバックパッカーのニーズに合わせて、ゲストハウスのクオリティも上昇中。

一見おしゃれなカフェとしか見えないようなゲストハウスも増えており、事実としてカフェを兼業するゲストハウスも多く、一般のお客さんも多く出入りしています。

そのため宿泊客同士の馴れ合いの雰囲気もなく、適度な緊張感が保たれているのもバックパッカー初心者には嬉しいです。

宿泊客はカフェを共用スペースとして利用することも可能で、ミネラルウォーター程度は無料で飲むことができます。

さいごに

バックパッカーの身ではありますが、基本的にはセキュリティを重視して、価格に大差がなければホテルの個室を選択しています。

しかし共用スペースに限ってはゲストハウスの方が快適だと感じることもしばしばで、年々快適なゲストハウスが増えているのはバックパッカーとして喜ばしい限りです。

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