返金手続きが難航?コロナショックで購入したチケットが全て運休へ
目次
長期化が予想されるコロナショック!今年中の海外渡航は絶望的?
コロナショックで主要航空会社が運休へ
今年2月上旬時点、新型コロナウイルスは中国限定のウイルスという感覚が強く、中国路線以外はほぼ正常に航空業界が動いていました。
対岸の火事的感覚が強かった新型コロナ問題ですが、2月下旬頃より徐々に国際線の搭乗率が減少すると3月16日にはタイエアアジアXが3ヵ月間の長期運休を決定へ。
3月18日にはマレーシアがロックダウン、22日にはベトナム、26日にはタイで外国人の入国禁止措置が相次ぎ、3月下旬頃には主要航空会社が次々と長期運休を決めています。
個人的にも2月下旬〜3月上旬にかけて購入した国際線の航空券がことごとく運休。チケットの返金問題は未だ解消せず、本当に返金されるかどうか不透明な状況が続いています。
失敗①ベトジェットエアの帰国便
航空会社
ベトジェットエア
購入路線
VJ822便 ホーチミン発成田便
購入時期/搭乗時期
2月下旬/4月下旬
購入価格
約9,600円
結果
4月上旬に運休が確定
返金状況
3カ月〜6カ月後に返金
購入時期の2月下旬頃はまだまだベトナムの出入国は正常化されており、3月下旬以降の長期運休は全くの想定外。
4月上旬にはGW頃の運休が決定したため、日本語ダイヤルに電話して返金手続きを進めましたが、返金完了までには3ヵ月〜6ヵ月時間を要することが判明しています。
失敗②エアアジア乗り放題パス
サービス名
Unlimited Pass
サービス内容
国際線の対象路線が乗り放題
購入時期
3月上旬
購入価格
約13,000円
結果
現時点で対象路線が全便運休中
返金状況
返金不可、有効期限の延長は?
※5/12追記、2021年6月末まで有効期限延長へ
2月下旬に販売開始され大きな話題を集めたエアアジアの1年間乗り放題パス。約13,000円で1年間対象路線が無料発券可と人気が爆発。※空港税・燃油税は必要
片道1回でも元を取ることが可能であったため流行に便乗して購入しましたが、4月より対象路線の全便運休が確定し宝の持ち腐れ感が強くなっています。
年間パスの払い戻しは不可で有効期限が来年2月までのため、海外渡航の正常化なくして利用機会がないのが現状です。今後は有効期限の延長など救済措置の有無が焦点。
失敗③乗り放題パスで購入したチケット
航空会社
エアアジアX
購入路線
①羽田発クアラルンプール
②クアラルンプール発ホーチミン
購入時期/搭乗時期
3月上旬/5月中旬
購入価格
約6,000円(2区間)
結果
運休
返金状況
日程変更or1年間有効のポイント
エアアジアの1年間乗り放題パスで購入した羽田発KL便を含むホーチミンまでのチケットを約6,000円で手配しています。
予約手続きをした3月上旬時点では、マレーシアのロックダウンは想定外。GW明けの羽田発に搭乗予定でしたが、エアアジアXは4月より長期運休が確定。
日程変更or1年間有効のポイント返金を選択できましたが、3月末に6月上旬へ日程変更しています。
現時点で6月頃の運航再開見込みは絶望的のため、近日中に再び変更手続きor返金手続きをする予定です。
航空業界は夏休み以降も運休か?
夏休み以降の新型コロナウイルス終息を期待して多くの人々が8月以降のチケットを予約済み。
今年の春時点、ここまで新型コロナが長期化するなどとは誰しも予想することが出来なかったのが正直なところ。
5月上旬現在、緊急事態宣言真っ只中の日本を含めて世界的な大流行が続いており、8月以降の夏休みシーズンはほぼ絶望的。
遅くとも7月頃には夏休み以降の運航スケジュールが確定するため、運休続出となれば航空券の返金パニック第2波が訪れるのは確実でしょう。
さいごに
海外情勢に敏感な者でも今回の新型コロナウイルスが招いた航空業界の大混乱は想定外。
3月上旬時点で世界的な規模でロックダウン が広がり、海外渡航の自由が奪われるなどとは誰しも予想がつかなかったことでしょう。
今年の12月には再びウイルスの活発化が濃厚。各国の入国制限解除は厳しく、年末年始の海外渡航についてもしばらく手配を見送った方が懸命です。