AirAsiaホーチミン発KL経由羽田便フライスルー(FLY-THRU)搭乗記
目次
ホーチミンから羽田までフライスルーで移動!長い一日の始まり
ホーチミン発KL経由羽田便をフライスルー!
便名及び定刻
AK520 ホーチミン09:25/クアラルンプール12:25
~クアラルンプール乗り継ぎ(2時間15分)~
D7522 クアラルンプール14:40/羽田22:30
支払い総額
149USD(約16,600円)
追加オプション:機内食ナシレマ
エアアジアでホーチミン発クアラルンプール経由羽田行きをフライスルーで片道約16,600円で購入。
受託手荷物は追加せずに機内持ち込み7kg限定、総移動時間約11時間とややハードな移動になりますが、ホーチミンから羽田まで同日移動できるルートとしてはおすすめです。
フライスルーとは2区間を通しで購入するサービスで、乗り継ぎ地のクアラルンプールで入国せずに乗り継ぎが可能です。バラバラで購入した場合はクアラルンプールで入国が必要で、再出国する必要があるためフライスルーが楽々です。
1区間目!AK521 ホーチミン発クアラルンプール便
間もなく搭乗開始とのアナウンスが流れました。ムスリムも多いマレーシア行きということで、ヒジャブを被った女性を多く見受けられます。カラフルで非常におしゃれ。
LCCでは珍しいボーディングブリッジで楽々の搭乗。ホーチミン発のLCCは起き止めが多くバスでの移動が多いです。
機材はLCCではお馴染みのA320で座席配列は3-3。ウェブチェックインの段階で希望の通路側を無料で指定できました。座席指定の技は関連記事をご覧ください。
ご覧の通り、シートピッチが狭いので膝が当たるか当たらないかくらい。搭乗時間2時間程度であれば問題ないですね。
この日の搭乗率は9割ほどで混雑していましたが、定刻通りに離陸してひと安心。乗り継ぎ時間が短めなので遅延が発生すると大変です。
定刻通りにKLIA2(クアラルンプール国際空港ターミナル2)に到着しました。案内ボードを頼りにTransferを目指します。フライスルーで購入したので入国不要。
このような通路を進むとTransferの入り口が見えてきます。
こちらが乗り継ぎと入国の分岐点。左に曲がるとTransfer、右に曲がるとArrival Hall。
フライスルーで購入した乗客たちの行列。混んでますが列はスイスイ進みます。
3列に分けて手荷物検査があります。飲み物などの液体物はこちらで没収となります。厳しい手荷物検査ではなくすんなり通り抜けました。
飛行機から降りて15分ほどで、KLIA2のセキュリティエリアに入ることができました。さらに羽田便の出発するQ8ゲートまでは15分ほどかかりますので、フライスルーの乗り継ぎ時間は30分と見積もっておくといいです。
時間に余裕があったので、プライオリティパスで空港ラウンジを利用しました(関連記事をご覧ください)。1時間ほど休憩してお腹を満たしたところで、羽田便が出発するQ8ゲートを目指します。
このような傾斜のあるスロープで下の階へ降ります。機内持ち込み客も多いので階段ルートもあってもいいのではと毎回思います。
KLIA2の特徴として、もう1度手荷物検査があります。ここに来る前に飲み物を買ってしまうと没収されてしまいます。免税店で購入したお酒などや化粧品などは専用のパックで包まれるので大丈夫です。
ここまで来れば、搭乗ゲートもすぐそこ。こちらのエリアにも免税店や飲食店があります。機内への持ち込み禁止を考慮してか、残念ながらペットボトルのドリンク類は一切売っていません。裏技として空のペットボトルを持ち込めば飲料水コーナーで注げます。
2区間目!D7522 クアラルンプール発羽田便
ゲートに到着しました。こちらでパスポートと搭乗券のチェックを行います。この先にはトイレや売店はありません。
大勢の搭乗客が搭乗開始のアナウンスを待ちます。羽田便ということで日本人も多く見かけます。
ビジネスクラス、ホットシートの客から優先的に搭乗が開始されます。前方座席の方々は最後に案内されます。
搭乗開始のアナウンスがあり早速乗り込みます。搭乗予定の機材が見えてきました。
ボーディングブリッジで楽々搭乗。ガラス張りのボーディングブリッジは珍しいですね。
客室乗務員に搭乗券を見せて案内されます。今回はエアアジアの自動振り分けで幸運にも通路側が選択されていました。ウェブチェックインの段階より前に座席が振り分けられるように仕様変更されたようです。(座席振り分けについての詳細は関連記事をご覧ください)
使用機材はA330-300で、座席配列は3-3-3。エアアジアではお馴染みの赤と白の皮張りシート。
7時間超の国際線ということでシートピッチは広め。足を組むくらいはできます。
定刻通りに離陸しました。機内食は事前にナシレマを予約しましたが、当日機内でも購入できます。ナシレマは約530円ほどと値段はほとんど同じですが、事前予約の特典としてミネラルウォーター(350ml)かコーヒーが無料でサービスされます。
節約したい方にはカップ麺がおすすめ。上段のカップ麺(約270円)
機内サービスは合計2回あります。事前予約の場合、1回目の機内サービスか、2回目の機内サービスかタイミングを選べます。2回目の機内サービスでナシレマをいただきました。ピーナッツとアンチョビは後乗せ方式。
クアラルンプール―羽田線では残念ながら錦糸卵ですが、別の路線では茹で卵方式もあります。味はしょっぱめですが、長時間の搭乗で疲れた体には丁度良く美味しくいただきました。エアアジアのナシレマはイチオシ!
この日の搭乗率は9割近く。ほとんどの席は埋まっていましたが、幸運にも隣りの座席が空いており快適に過ごせました。マレーシアは女性に人気があるのか、日本人は男性よりも女性が多めでした。搭乗比率は5割外国人、5割日本人といったところ。
ほぼ定刻に羽田空港国際線ターミナルに到着。羽田ではこの時間が到着ラッシュで大変混雑してました。機内持ち込み限定だったので、早々に電車に乗って帰宅することが出来ました。
さいごに
2019年1月時点、ホーチミンから東京までの直行便のLCCは存在しないので、今回の方法は同日乗り継ぎが可能なことを考えるとおすすめです。
ホーチミンから東京までのLCC直行便についてですが、ベトジェットエアはホーチミン~東京便の開設を目指していることを表明しており、個人的には首を長くして発表を待っています。