無理なフライトに注意!乗り継ぎや空港野宿、そして深夜便による疲労の限界について
目次
深夜またぎのフライトは過酷!
長時間のフライトであろうと夜しっかり眠ることができれば疲労は回復します。
しかし深夜をまたぐ乗り継ぎの場合、本来眠るべき時間帯に移動することにより、肉体的にも精神的にも負担がかかります。ここ数年経験したスケジュールで、特に過酷だった事例をご紹介します。
過酷なフライト①
①ホーチミン09:25クアラルンプール12:25
〜乗り継ぎ2時間15分〜
②クアラルンプール14:40羽田22:30
乗り継ぎを含む過酷な移動ではありましたが、朝起きて夜に眠るという生活リズムを崩すことのない時間帯であったため、翌日以降に疲れは残らず。
疲労度:★★☆☆☆
過酷なフライト②
①羽田15:40那覇18:30
〜乗り継ぎ3時間15分〜
②那覇21:45バンコク00:35
〜乗り継ぎ7時間10分〜
③バンコク07:45ホーチミン09:15
深夜タイへ入国後、そのまま空港のベンチで約4時間過ごしました。出国手続き後に空港ラウンジで朝食をとり、午前中にホーチミンへ到着。お昼前から充分な仮眠を取り、夕方には早くも回復傾向へ。
疲労度:★★★☆☆
過酷なフライト③
①ホーチミン10:05バンコク11:30
〜乗り継ぎ10時間15分〜
②バンコク21:45羽田05:55
バンコクでのトランジットが長かったものの、ほとんどの時間を空港ラウンジ内で過ごせたこともあり疲労を抑えることができました。早朝、羽田到着後は比較的早い時間帯に帰宅し仮眠を取ることができたので、午後には通常通り活動できました。
疲労度:★★★☆☆
過酷なフライト④
①羽田21:00関空22:20
〜乗り継ぎ11時間10分〜
②関空09:30ホーチミン13:30※遅延により15:30着
乗り継ぎ先の関西国際空港で長時間に渡る空港野宿を決行しました。関空発の便が遅延により、予定より2時間遅れでホーチミンに到着。その後、交通渋滞にも巻き込まれ疲労度MAXへ。長時間に渡る不眠による疲れは数日間続くことになりました。
疲労度:★★★★★(MAX)
肉体的疲労度が大きいのは深夜またぎの午後着
深夜またぎのフライトでも午前中のうちにベッドで仮眠できれば比較的回復が早いことがわかりました。深夜またぎのフライトで午後着は疲労度高めですのでご注意ください。
具体的な疲労としては、睡眠不足による倦怠感、眼精疲労。深夜便は英語でred eye flightとも呼ばれ、直訳通り眼の充血を引き起こします。
•どんなに過酷でも日中の移動であれば疲れは残らない
•深夜またぎの移動でも、目的地到着が午前中ですぐに仮眠をとれば回復が早い
•深夜またぎの移動で、目的地到着が午後の場合、疲労は翌日以降も続く
さいごに
ハードスケジュールで注意したいのは、疲労による判断能力の欠如。普段警戒しているはずのぼったくり被害やスリやひったくり被害にも遭う危険性が高まります。
到着日に最も被害が起こりやすいので、疲れているときは無理して観光せずに、ホテルでゆっくり休養することを推奨します。