日本円?現地通貨?航空券の購入でお得な支払い通貨について
航空券の購入では通貨選択に落とし穴あり?
チケット購入は通貨の選択が可能
格安航空会社のホームページで航空券を購入する際、様々な国の通貨を選択することができます。
日本人にとって料金の把握がしやすいからと、安易に日本円を選択してしまうと割高な料金になる可能性があります。
選択する通貨によって購入金額に差が生じることが多く、基本的には出発地の通貨建てを選択するのがベスト、当日の為替レートによっても変動します(※円高のタイミングがお得)。
尚、全ての航空会社に今回の購入方法が当てはまるわけではないので航空会社毎の傾向を調べて購入するようにしたいです。
エアアジアは出発地の通貨建てが一番安い
エアアジアでは出発地の通貨を選ぶのが正解です。例外として注意したいのは往復購入した方がお得な場合、片道ずつ購入した方がお得な場合があります。
日本発の場合は片道ずつ購入がお得
日本発は有料オプションが割高に設定されています。日本発の往復購入は、現地発まで日本発の割高なオプション料金が適用されてしまうので、日本円で日本発と現地通貨で現地発を片道ずつ購入する方が安くなります。
KL発は往復購入がお得
クアラルンプール発は現地通貨建ての有料オプションが割安に設定されており、KL発で往復購入すると日本発まで割安なオプション料金で追加することができるため往復で購入したいです。
ベトジェットエアは全てにおいてVND建てが安い
ベトナムのLCC ベトジェットエアは全ての場合においてVND(ベトナムドン)建てが有利な条件で購入することができます。
例えば日本〜ベトナム間では、VND建ての座席指定料金は50,000VND(約250円)〜ですが、日本円建ての座席指定料金は300円〜と約50円割高になります。
購入金額によりますが、例えば片道10,000円だとすると、500円前後の料金差が発生するのでベトジェットエアをご利用の際はVNDを指定するのがベスト。
さいごに
今回ご紹介した購入方法はLCCをよく利用するバックパッカーには割と知られている購入方法ですが、LCC初心者は料金の把握がしやすい円建てを選んでしまいがちです。
尚、海外では航空券に限らず現地通貨建ての請求が最もお得。海外のレストランでクレジット清算をする際に日本円建てを提案されることもありますが、不利なレートで請求されてしまうのでご注意ください。